4事業の略史

ヒビノサウンド Div.の歩み

日本のPAにおけるパイオニアとしてコンサート音響業界を確立

1970年代の幕開けとともに欧米の人気アーティストが大挙して来日。その先進的な音響システムや技術を日本に取り込もうと、ヒビノは海外の音響製品の販売を開始しました。その拡販のために続けていた顧客へのデモンストレーション(試用貸出)に対して「有料で貸してほしい」というニーズが生まれ、1971(昭和46)年、コンサート音響事業への道が拓きます。海外アーティストのコンサートの実績を着々と重ねながら、自作のスピーカーシステム「HH3000」「BINCO」の開発や、PAオペレート技術の蓄積・向上を進め、機材のレンタルに終わらないトータルサービスを可能にしていきました。ヒビノサウンドDiv.は、コンサート音響事業のパイオニアとして、世界最先端機材の大量導入とともに、高い技術力と運用ノウハウを有する多数のエンジニアによって、常に業界をリードし続けています。

歴史

1970〜

  • 1971(昭和46)年 4月 PA事業部を東京都台東区浅草橋4丁目6番8号に設置し、コンサート用音響機材の貸出と設置・オペレートを行う運用業務を開始
    8月 「箱根アフロディーテ」におけるピンク・フロイドのコンサートにShureの音響機材を提供

    “伝説のアフロディーテ”から「ヒビノサウンド」の歴史が始まる

    “伝説のアフロディーテ”から「ヒビノサウンド」の歴史が始まる

    当時の日本ではまだPAという概念は確立しておらず、海外アーティストの来日公演の際は、本国からPA機材を持ち込むケースがほとんどでした。その中、ヒビノ電気音響はShure「ボーカルマスター」のデモンストレーション活動を通じて知り合ったプロモーターから、日本初の大型野外フェス「箱根アフロディーテ」の仕事を受注します。ピンク・フロイドの機材サポートを行ったことで、コンサート音響事業の大きな一歩を示します。

  • 1973(昭和48)年 2月 日本武道館におけるトム・ジョーンズのコンサートで、国内初の本格的なフライングスピーカーシステムを運用

    国内初となるフライングスピーカーシステムを実現

    国内初となるフライングスピーカーシステムを実現

    ヒビノ電気音響は1971年にJBLスピーカーシステムの取り扱いを開始し、海外の一流アーティストが求める音響機材を調達できる会社として、特に海外アーティストの招聘元から広く認知されます。1973年2月に行われたトム・ジョーンズ日本武道館公演では、国内初となる本格的なフライングスピーカーシステムの設計、設営・運用に成功し、技術力の高さを示しました。

  • 1975(昭和50)年 5月 スリー・ドッグ・ナイト、グランド・ファンク・レイルロード等の来日コンサートツアーにおいて、国内初の大会場仕様のJBL大型マルチウェイシステムを運用開始
    8月 国内初の大型ロックフェスティバルツアー「ワールド・ロック・フェスティバル」の音響サポートを担当
  • 1976(昭和51)年 6月 PA事業部を東京都港区白金5丁目10番2号に移転
  • 1978(昭和53)年 2月 オリジナルスピーカーシステム「BINCO」を完成。ボブ・ディラン初来日コンサートツアーで運用

    自社設計スピーカーシステム「BINCO」の開発に成功

    自社設計スピーカーシステム「BINCO」の開発に成功

    PA事業部の若きスタッフは、「機材レンタルだけに終わらない」という熱い思いを胸に、海外の高度なPAオペレート技術を習得する一方で、自作のスピーカー開発にも取り組みます。特にロックコンサートで真価を発揮する「BINCOシステム」は、ヒビノサウンドの原点となりました。

1980〜

  • 1980(昭和55)年 10月 YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)ワールドツアーの音響を全面的にサポート。海外へ進出
  • 1981(昭和56)年 8月 ELECTROSOUNDスピーカーシステム「TFA Turbo」を運用開始
  • 1983(昭和58)年 7月 大阪出張所を開設し、コンサート音響業務を開始

    事業拡大により大阪出張所を開所

    事業拡大により大阪出張所を開所「第57回国民体育大会(よさこい高知国体)」(2002年)

    コンサート音響事業は拡大の一途をたどり、大阪城ホールの開場を控えていた国内第二の都市・大阪に新たな拠点を設置します。地域密着方針のもと、関西のアーティストや地元放送局主催のライブイベントを数多く手掛けるほか、国体や植樹祭・育樹祭等の皇室関連行事などの独自のマーケットを開拓し、受注領域を広げていきます。

      10月 PA事業部を東京都港区港南3丁目5番14号(現在の本社所在地)に移転
  • 1985(昭和60)年 6月 国立競技場における「国際青年年記念 ALL TOGETHER NOW」の超大型コンサートで、大手音響各社の共同プロジェクトの幹事社を務める
  • 1987(昭和62)年 2月 大阪出張所を大阪営業所に昇格
    5月 Turbosoundスピーカーシステム「TMS-3」を運用開始
  • 1988(昭和63)年 3月 オリジナルスピーカーシステム「NEW BINCO(通称:NB)」の運用を開始
    3月 東京ドームこけら落しのミック・ジャガー コンサートの音響サポートを担当
    8月 浜田省吾 浜名湖渚園5万人野外コンサートの音響を担当
  • 1989(平成1)年 4月 横浜アリーナこけら落しのスティーヴ・ウィンウッド コンサートの音響サポートを担当
    8月 Showco(現 Clair Acquision Corporation〈アメリカ〉)と業務提携し、同社開発のスピーカーシステム「Prism」の日本及びアジア地域における使用権を得る

1990〜

  • 1990(平成2)年 2月 ザ・ローリング・ストーンズ初来日の東京ドーム10公演の音響サポートを担当し、Showco(現 Clair Acquisition Corporation〈アメリカ〉)のPrismシステムを運用開始。引き続きポール・マッカートニー初来日の東京ドーム6公演の音響サポートを担当

    ザ・ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー初来日公演をサポート

    ザ・ローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー初来日公演をサポート

    ロックファン待望の初来日を果たしたザ・ローリング・ストーンズ及びポール・マッカートニーの東京ドーム公演において、ヒビノは当時最先端のフライングスピーカーシステム「Prism」を導入。ロック界のレジェンドの迫力あるサウンドを力強くサポートしました。

  • 1991(平成3)年 11月 ライブ収録のための録音中継車「ODYSSEY(オデッセイ)」の貸出・オペレート業務を開始

    録音中継車「ODYSSEY」導入

    録音中継車「ODYSSEY」導入

    ライブレコーディングのニーズに応えるべく導入した録音中継車「ODYSSEY」は、メインコンソールに最高峰NEVE「VR48」を採用するなど、高品位の録音に対応する最新鋭の機材を搭載し、車内の作業性と機能性を限界まで高めたハイエンドな仕様が施されました。2009年からはさらなる録音環境を追求した「ODYSSEY 2」が稼働しています。

  • 1992(平成4)年 10月 第一通信工業株式会社との共同開発による「McAUDI」デジタル・シグナルプロセッサーが完成
  • 1993(平成5)年 7月 B'z浜名湖渚園5万人野外コンサートの音響を担当
  • 1995(平成7)年 10月 PA事業部を東京都江東区新木場4丁目12番19号に移転
  • 1999(平成11)年 7月 B'z東京ドームコンサートからNEXOスピーカーシステム「Alphaシリーズ」を運用開始
    7月 千葉県千葉市美浜区幕張の特設会場にて日本最大規模の20万人集客のGLAYコンサートで音響を担当。同コンサートからオリジナルスピーカーシステム「NBV」を運用開始

    GLAY 20万人コンサートで「NBV」を運用

    20万人もの大観衆を集めたGLAYコンサートでは、4代目BINCOとして自社開発したスピーカーシステム「NBV」を初めて運用。映像事業部が担当した大型映像とともに、「音と映像」の両面で、歴史的なビッグイベントをサポートしました。

2000〜

  • 時代の最先端をいく音響機材を積極導入

    時代の最先端をいく音響機材を積極導入JBL PROFESSIONAL「VTXシリーズ」(2012年)

    日々、技術革新が繰り返されるスピーカーシステムのトレンドをつかみ、アーティストサイドのあらゆる要望に応える機材のラインアップと、長年の実績により培われた運用ノウハウが、ヒビノサウンドへの信頼を確かなものにしています。

  • 2000(平成12)年 11月 GLAYさいたまスーパーアリーナコンサートからJBL PROFESSIONALスピーカーシステム「VerTecシリーズ」を運用開始
  • 2002(平成14)年 4月 PA事業部をヒビノサウンド Div.に改組・改称
  • 2003(平成15)年 4月 wyse大阪厚生年金会館コンサートからNEXOスピーカーシステム「GEO T」を運用開始
  • 2006(平成18)年 3月 L-ACOUSTICSスピーカーシステム「V-DOSC」の日本における運用に関するパートナー契約を締結、4月より運用を開始
    12月 名古屋オフィスにてコンサート音響業務を開始
  • 2010(平成22)年 3月 L-ACOUSTICSスピーカーシステム「K1」を運用開始
  • 2012(平成24)年 6月 JBL PROFESSIONALスピーカーシステム「VTXシリーズ」を運用開始
  • 2013(平成25)年 7月 Martin Audioスピーカーシステム「MLA」を運用開始
  • 2014(平成26)年 5月 L-ACOUSTICSスピーカーシステム「K2」を運用開始
  • ヒビノプロオーディオセールスDiv.

    ヒビノプロオーディオセールスDiv.

    業務用音響機器の輸入販売及び
    システム提案

  • ヒビノサウンドDiv.

    ヒビノサウンドDiv.

    コンサート音響(PA)/ライブ
    レコーディングサービス

  • ヒビノビジュアルDiv.

    ヒビノビジュアルDiv.

    コンサート・イベント映像サー
    ビス

  • ヒビノクロマテックDiv.

    ヒビノクロマテックDiv.

    LEDディスプレイ・システムの
    開発・製造・販売

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