社史

クロマテック社を吸収合併──映像製品の開発・製造・販売事業に本格参入

 クロマテック社は、プロセッサー開発技術の高さを生かして、初代「DLC-2218」から「DLC-302」「DLC-3102」と改良を加えたモデルを発表していったが、販売体制の脆弱さなどが災いし、1999(平成11)年度以降は業績が悪化していった。
 2000年度は当期損失3億円を計上し、代表者が変わったのち、前社長の持株のすべてはヒビノ関係者へ譲渡となり、2001年3月時点でヒビノ役員等の持株を含めると同社に対する持株比率は81.5%となった。
 同年8月、クロマテック社は「ヒビノクロマテック株式会社」と商号を変更。そして翌2002年3月には、第三者割当増資20万株のすべてを引き受ける形で、ヒビノの子会社となった(持株比率62.5%)。同10月には営業譲渡契約を締結して同社の解散が決まり、同11月にはヒビノの新しい事業部「ヒビノクロマテック Div.」として再スタートとなった。
 フルカラーLEDディスプレイが拓いた大型映像の潮流は、ヒビノに新しい事業領域への挑戦を促した。ヒビノクロマテック Div.のプロセッサー技術を背景に、自ら大型LEDディスプレイ・システムの開発・製造に乗り出すこととなった。

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※ここに掲載した情報は、2015年2月発行の「ゴールなき頂を求めて 挑戦こそが我らの誇り ヒビノ株式会社50年史」より転載したものです。この記事の無断引用、無断転載を固く禁じます。

第4章 転換期 1994〜2003

第4の柱を求めて

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