社史

AMEK/TACブランドの獲得

MIT STUDIOに納入したAMEK「APC1000」MIT STUDIOに納入したAMEK「APC1000」

 AVC販売事業部は、Soundcraftに代わる新たなミキシングコンソールの主力商品として、1985(昭和60)年10月にイギリスAMEK Systems and Controls LTD.及びイギリスTotal Audio Concept LTD.とそれぞれ輸入総代理店契約を結び、「AMEK」「TAC」ブランドを獲得した。
 AMEKは放送用及びレコーディング用ミキシングコンソールの高級ブランドとして知られた存在だったが、PA向けの別ブランドとしてTACを展開していた。
 Soundcraftのミキシングコンソールはアルミ製で軽量を売りにしていたが、TACはスチール製で重量がある分、堅牢な作りが特長だった。接触不良が少なくノイズに強かったため、PA事業部でも「SR9000」「Scorpion」などが採用されて、その性能が実証されることとなった。

TBSに納入したTAC「SR9000」TBSに納入したTAC「SR9000」

 国内におけるブランドは「AMEK/TAC」として展開し、1990年代に入ると、PA用コンソールの「RECALL by Langley」やレコーディングコンソールの「big by Langley」、放送用コンソール「BCシリーズ」などが看板商品となった。2000年代には“ミキシングコンソールの神様”ルパート・ニーヴ氏が設計した超高級放送用コンソール「9098」がNHKに2台、TBSに4台納入されるなど、主力ブランドとして音響機器販売事業の業績向上に貢献した。

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※ここに掲載した情報は、2015年2月発行の「ゴールなき頂を求めて 挑戦こそが我らの誇り ヒビノ株式会社50年史」より転載したものです。この記事の無断引用、無断転載を固く禁じます。

第3章 拡大期 1984〜1993

音と映像のプレゼンテーター誕生

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