社史

コンシューマー分野のさらなる開拓

iBasso Audio社とヒビノインターサウンド社が共同開発したリファレンス・ミュージックプレイヤー「HDP-R10」iBasso Audio社とヒビノインターサウンド社が共同開発したリファレンス・ミュージックプレイヤー「HDP-R10」

 ヒビノのコンシューマー向けビジネスは、Shureのプロ用高級イヤホンをコンシューマー市場に投入し成功を収めた2003(平成15)年に始まる。ヒビノが持つプロオーディオのイメージと、プロが使うイヤホンのイメージをミックスした商品提案が功を奏し、デジタルポータブルプレイヤー「iPod」の市場拡大も後押しして、ハイエンドイヤホン市場の基礎を作った。
 そして2010年、子会社ヒビノインターサウンド社は、高性能のイヤホンをさらに高音質で聴くためのポータブルヘッドホンアンプをコンシューマー市場に提案すべく、世界中のメーカーから選び抜いた結果、iBasso Audioのポータブルヘッドホンアンプを家電量販店で展開した。当初は極めてニッチだったポータブルヘッドホンアンプを、オーディオマニアではない一般ユーザーにまで裾野を広げることに成功し、iBasso Audio製品はトップクラスのブランドバリューとシェアを獲得した。
 デジタルオーディオの普及は、CD音質を超える「ハイレゾ」音源で音楽を楽しむという新たな環境を創出した。2012年8月には、ハイレゾ音源をどこでも好きな場所に持ち出して楽しめるポータブルミュージックプレイヤー「HDP-R10」を発表。「最高の音」を追求したHDP-R10は、既存のポータブルミュージックプレイヤーとは一線を画す新たな需要領域を切り拓くものとして、ヒビノインターサウンド社とiBasso Audio社の共同開発により生まれた。ポータブルプレイヤーとしては高価格ながら初期ロットが完売するなど好調なセールスを示し、新たなコンシューマーマーケットの創出に向けて、今も挑戦を続けている。

  • 前の節へ
  • 次の節へ

一覧ページに戻る

※ここに掲載した情報は、2015年2月発行の「ゴールなき頂を求めて 挑戦こそが我らの誇り ヒビノ株式会社50年史」より転載したものです。この記事の無断引用、無断転載を固く禁じます。

PAGE TOP