社史

「愛・地球博」の映像表示を担当

愛・地球博、共同パビリオンのテーマシアター「めざめの方舟」。世界初の「床面プラズマ・マルチ・ディスプレイ・システム」を実現 ©GISPRI愛・地球博、共同パビリオンのテーマシアター「めざめの方舟」。世界初の「床面プラズマ・マルチ・ディスプレイ・システム」を実現 ©GISPRI

 2005(平成17)年3月から9月にかけて開催された日本国際博覧会(略称:愛知万博、愛・地球博)は、大型映像のさまざまなノウハウを積極的に展開できる大きなビジネスチャンスとなった。ヒビノビジュアル Div.は、1995年に開設した名古屋営業所を拠点とする地道な営業活動を通じて、愛知県館(長久手及び瀬戸)や企業パビリオンなど複数の案件獲得に成功した。
 長久手愛知県館では、ライブパフォーマンス「地球タイヘン大講演会」の映像表示を担当し、高度なオペレーション技術を発揮して約3,000回の公演を支えた。また瀬戸愛知県館では、「海上の森」の四季やさまざまな生物の姿を、当時最先端のムービングプロジェクターを駆使した迫力あるHD特殊映像と世界初の7+1サラウンドシステムで体感するシアターを構築、運用した。
 企業パビリオンでは、株式会社中日新聞社など愛知県の企業を中心とした共同パビリオン「夢みる山」、「ガスパビリオン 炎のマジックシアター」及び「三井・東芝館」の映像サービスを受注した。
 共同パビリオン「夢みる山」では、床面にプラズマディスプレイを埋め込んだマルチ映像表示を展開。また「三井・東芝館」では、フューチャーキャスト®と呼ばれるシステムを用いて来場者の顔画像をスキャンし、来場者自身が映画の出演者となって登場するという映像シアターのサポートを担当した。
 また、会場内でワーキングロボットが掃除や警備、接客などを行うという、財団法人2005年日本国際博覧会協会の「ロボット・プロジェクト」では、ロボット本体とステーションを無線で結ぶ映像システム(カメラとモニター)のサポートを行った。
 さらに会期中185日間、日替わりで開催されるイベント「あいち・おまつり広場」における大型映像のオペレートも行った。
 約半年に及んだ愛・地球博案件は、同年の東京モーターショーとともに、過去最高益(当時)を記録した同年度の実績に大きく貢献し、ジャスダック上場に勢いをつけることになった。

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※ここに掲載した情報は、2015年2月発行の「ゴールなき頂を求めて 挑戦こそが我らの誇り ヒビノ株式会社50年史」より転載したものです。この記事の無断引用、無断転載を固く禁じます。

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