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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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用語解説

S(映像)端子

映像端子の1種。ビデオ信号の輝度信号と色信号を分ける(Y/C分離)ため、映像の劣化がコンポジットビデオ信号に比べて少ない。

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SA-CD

Super Audio Compact Discの略。次世代CD規格の一種で、1999年にソニーとフィリップスにより規格化された。直径12cm、厚さ1.2mmの円盤で、大きさは通常のCDと同じだが、スーパーオーディオCDでは約7倍のデータ容量がある。このため、マルチチャンネルでの記録・再生が可能になり、より高音質を楽しむことができる。静止画・文字データの記録も可能。
スーパーオーディオCDには、シングルレイヤーディスク、デュアルレイヤーディスク、ハイブリッドディスクという3種類のタイプがあり、通常のCDプレーヤーでは再生できないものもある。また、セキュリティも非常に高く、基本的にPCでの再生は不可である。

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SC

サブキャリア(Subcarrier)の略。

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SCMS

Serial Copy Management Systemの略。著作権を保護するために、デジタル接続によるデジタルオーディオ信号のコピーを制御する技術。民生用のDATMD、DCC(デジタルコンパクトカセット)、CDレコーダーなどのデジタル録音機器に採用されている。
デジタルオーディオ信号の中に、その音源がオリジナルであるかコピーであるかを識別する信号と、デジタルコピーの可否を示す信号(何度でも可能・1世代まで可能・不可能のいずれか)が入れられている。
実用では、オリジナル音源に1世代までのコピーを許可する信号が入っており、SCMS対応機器間において、デジタル接続によるコピーを1世代のみ可能にする。2世代目のコピーを作成しようとすると、録音側機器が再生側のデジタル信号に含まれるコピー制御情報を検知して録音を拒否する。

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SD

Standard Definitionの略。テレビの標準的な解像度のこと。HDの方が高品位であるが、現在も従来規格が映像機器類で使用され続けているため、区別するためにSDと呼ばれている。SDとして規格されてはいるが、基本的には開発当時の技術を元にしている。

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SE

サウンド・エフェクト(Sound Effect)の略。効果音のこと。

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SECAM

カラーテレビの放送方式の1つ。フランス等で採用されている。

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SHM-CD

スーパーハイマテリアルCD(Super High Material CD)の略。液晶パネル用の透明性の高いポリカーボネートを基盤に使うことで、精密な記録が可能になった高品質CD。ユニバーサルミュージックと日本ビクターの共同開発。

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Shure(シュア)

1.アメリカ・イリノイ州に本社を構え、フランクフルト、ロンドン、東京、香港、上海にも拠点を構える、音響機器のグローバル企業。1925年の設立から、80年以上の歴史を持ち、マイクロホン/ワイヤレスシステム/シグナルプロセッサー/イヤホンのブランドとして世界的に著名。
2.マイクロホンのスタンドとホルダーを取り付けるネジの規格で、直径5/8インチのネジ形状の通称。(変換ネジを参照。)
外部リンク Shure製品ページ(マイクロホン/ワイヤレスシステム)

Shure(シュア)

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SMPTEカラーバー

SMPTEの規格するカラーバーのこと。SAMPTEは米国映画テレビ技術者協会(Society of Motion Picture and Television Engineers)のこと。カラーバーの中でも代表的なカラーバーである。

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S/N比

信号(Signal)対雑音(Noise)の比率のこと。音声信号にどの程度雑音が含まれているかを表した比。この数値が大きいほど雑音が少ない。

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Soundcraft(サウンドクラフト)

1973年にイギリス・ロンドンに発足したミキシングコンソールのブランド。コンサートのツアービジネスが始まったばかりの70年代、フライトケースに収まるコンソールを世に送り出し、その後レコーディング用コンソールを開発。一大ブランドとして現在も幅広い製品を開発、製造している。
外部リンク Soundcraft製品ページ(ミキシングコンソール)

Soundcraft(サウンドクラフト)

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SR

Sound Reinforcementの略。音響補正の意で、コンサート音響、舞台音響を指す。
元々はPAと呼んでいたが、音を拡声して伝えるだけではなく、原音に忠実であるなど音質にこだわり、より良い音を聴かせるための音響的工夫や補正を行うことから、コンサート音響や舞台音響をSRと呼ぶようになった。
SRのベースは、という情報を、聞かせたい対象へ正確に届けるというPA(大衆伝達)の概念であり、この上に成立しているもの。「SR=良い音質」であったとしても、「PA=悪い音質」ということではない。

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STUDER(スチューダー)

1948年にスイスで設立されたミキシングコンソールのメーカー。業務用音響機器の専門メーカーとして60年以上の歴史を誇るブランドであり、世界中のプロフェッショナルから信頼を得ている。
外部リンク STUDER製品ページ(ミキシングコンソール)

STUDER(スチューダー)

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
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