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「う」から始まる用語
ウィップ
打楽器の一種。「ピシッ」「パチッ」といった鞭のような音が欲しい場合に使用するもので、二枚の板を打ち合わせて鋭い音を出す。スラップスティックともいう。
ウインドシールド
ウインドスクリーンのこと。
ウインドスクリーン
マイクロホンの吹かれを防ぐための道具。自然の風や息などがマイクロホンの振動板に直接あたることで発生するノイズを防ぐもの。風のある屋外での収音や、声を収音する際などに用いる。野外コンサートや野外録音では必需品。ウインドシールドなどとも言う。
マイクロホンの先端に取り付けるキャップのような形状のものや、マイクロホン全体を覆うような形のものがあり、ポリウレタン素材のスポンジ状のものや、金属の網状のものなどがある。
マイクロホンの音を拾う部分を覆うので、わずかではあるが音響特性に影響する。そのため屋内での楽器収音など、風の影響がない場合には使用しない。
ポップノイズを防止するためのポップスクリーンもウインドスクリーンの一種。
ウーファー(ウーハー)
スピーカーの一種で、低音域を聴かせるスピーカーのこと。語源は、オオカミ、ライオン、トラなどの唸り声であるとされる。
ウエイト
吊り物のバランスをとり、昇降を容易にするためのおもり。カウンターウエイト、しず(鎮)とも呼ぶ。
ウェット
もとは湿ったという意味だが、音楽用語としては特に、音に特殊効果(エフェクト)が強くかかった状態のことをいう。対義語はドライ。
ボーカル(ヴォーカル)
歌うこと。歌唱。声楽。
ウォールスピーカー
スピーカーの一種。壁に取り付けられているスピーカーのこと。例えばホールや映画館などの客席の側壁や後壁などに設置され、サラウンド効果を出すなどの目的で使用される。
打ち込み
実際に楽器を演奏して生の音を録音するのではなく、コンピューターなどの機器にシンセサイザーなどの電子楽器を自動演奏させる演奏データを入力すること。また、その演奏形態や作品。打ち込みを使うことで、生で演奏する技術が無くても難しい演奏を聴かせることができる、演奏の修正がしやすいなどの利点がある。
内式ライティング
ライティング技法の一つ。対談などの場面で、2人が対話するノーズラインの内側からキーライトで照らすことで、人物の顔の内側が明るく、見ている人に自然なムードや安定感をもたらす。
ウッドブロック
打楽器の一種。硬質の木を、共鳴を生かせるように箱型や筒型にくり抜いた楽器。木魚がその一例である。
うなり(音)
振動数がわずかに異なる二つの音を同時に聴いたときに、相互の音の干渉によって、音の強さが周期的に変化する現象のこと。楽器の調律においても利用される。
馬
角材で組み立てられた、平台の「足」となる箱のこと。箱足、箱馬とも言う。
馬立
平面的な大道具を格納する場所を指す。普通、舞台袖に柱で枠を組んで、大道具が倒れないようにその間に差し込んで収納する。
ウラ(裏拍)
1.小節内における弱拍のこと。例えば、4/4拍子なら、1・2・3・4のうち、2・4拍目のこと。
2.拍内における、1拍内を2分割した場合の2つ目の音のこと。例えば、4/4拍子では1・2・3・4をオモテとして、1ト2ト3ト4トと数えるときの「ト」の部分がウラのリズムとなる。
裏方
ステージの裏側で働く人。大道具、小道具、衣装、音響、照明などの係の総称。これに対して、舞台に関するスタッフの中で、案内係やチケット販売など劇場の入り口から幕までの仕事に従事する人は「表方」と呼ぶ。
うるさい
1.被写体以外に、余計なものや邪魔なものが映りこんでいる状態のこと。
2.画面全体の雰囲気がごちゃごちゃしていて視点が定まらない映像のこと。
ウルトラカーディオイド
超指向性のこと。
上敷(うわしき)
薄縁(うすべり)のこと。畳表に直接畳縁を縫いつけた敷物で、畳より薄い。芝居上は畳としても用いられる。
上もの
1.ドラム、ベース、コードバッキングといった基本の音(リズム隊)の上に乗る、ボーカルやメロディー等のリズムセクション以外の音のこと。「上もの」とは言うが、「下もの」と言うことはない。
2.ドラムセットにおけるシンバル類を指すこともある。
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