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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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用語解説

ライティングエフェクト

光によって奥行き、立体感など様々な効果を出す光による演出効果のこと。

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ライティングディレクター

照明担当者のこと。

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ライト・オープン(LO)

舞台上の明かりがついたままの状態で舞台の幕があがること。

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ライト・カーテン(LC)

舞台上の明かりがついたままの状態で舞台の幕が下りること。

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ライブ

1.生の演奏(コンサート)やトークなど、生のパフォーマンスのこと。
2.残響が多く、音がよく響く状態のこと。反対に音が響かない状態をデッドと言う。
3.テレビやラジオで、あらかじめ記録したものを放送するのではなく、スタジオや現場からリアルタイムで放送すること。生放送。

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ライブSR

コンサートや舞台などライブの音響のこと。SRを参照。

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ライブ音響

ライブの音響のこと。PASRのこと。

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ライブハウス

ライブが行われる会場のこと。収容人数が数人から数百人程度の比較的小さい会場を指す。
ライブハウスでのライブは大抵オールスタンディングで行われる。

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ラインアレイ・スピーカーシステム

スピーカーシステムの1種で、横(水平方向)の指向性が広く、縦(垂直方向)の指向性が狭いスピーカーを、縦一列に複数台組み合わせるシステム。SRのメインスピーカーなどで使用する。
縦の指向性が狭く設計されおり、各スピーカーが狙ったエリアに音を届ける。上下に隣り合うスピーカー同士で音の干渉が少なく、会場の前方から後方まで均一な音を伝えることが可能である。また、横の指向性が広く、1台のスピーカーで広いエリアをカバーできるため、システムがコンパクトである。
連結後のシステムは垂直方向に強い指向性を発揮するため、音の到達距離が長く、メインスピーカーのみで会場の後方まで均質な音を届けることが可能となった。会場規模によってはディレイタワーを必要としない場合もある。
上から吊るすフライングや、地面から積み上げるグラウンドスタックなどの設置方法がある。
外部リンクJBL PROFESSIONAL VERTEC Series
外部リンクCODA AUDIO Line Array System

ラインアレイ・スピーカーシステム

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ライン周波数

水平走査周波数ともいう。1秒間に描画するラインの数。

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ライン出力

音響機器などから出力される音声信号のレベルが、−20dBから+4dBのもの(ラインレベル)を出力すること。
ちなみに、業務用機器は+4dBu、民生機器は−10dBVというのが一般的である。

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ライン入力

音声信号のレベルが、−20dBから+4dBのもの(ラインレベル)を入力すること。
調整卓によっては、専用ジャック(LINE IN)がある。

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ラインバイライン方式

3D映像を表示する方式の一種。左目用と右目用の映像信号が、上下1ラインおきに交互に配置されたもの。これに対して、1ドットおきに交互に配置したものをドットバイドット方式と呼ぶ。

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ラインフェーダー

直線型のフェーダーのこと。直線上を自由に動かせるツマミを上下させてボリュームを調節する。ツマミの位置によって出力が視覚的に解りやすいメリットがある。ミキシング・コンソールやグラフィック・イコライザーの音量調整に多用されている。

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ラインレベル

音響機器などに入出力する音声信号のレベルが、−20dBから+4dBのものをラインレベルという。

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ラウドスピーカー

スピーカーのこと。英語圏では、話し手(Speaker)と区別してLoudspeakerと呼ぶ。

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ラウドネス

人間の聴覚で感じる感覚的な音の大きさのこと。
ラウドネスは、物理的な音の大きさ(音圧レベル)に関係しているが、物理的な値と必ずしも一致するものではない。
人間の聴覚は、中音域に比べて、高音域や低音域の聴取感度が低い(鈍い)という周波数特性がある。例え、物理的に同じ音圧レベルを示す音だったとしても、周波数成分が異なれば、人間が感じる音の大きさは違ったものとなる。(等ラウドネス曲線も参照)
ラウドネス値の測定では、人間の聴覚がもつ「周波数特性」および「マスキング効果」が重要な要素となり、周波数特性/スペクトルマスキング特性/テンポラルマスキング特性は、ラウドネスの3要素と呼ばれている。
また、ISOとITU-Rではラウドネスの算出方法が異なる。ISO/IEC規格のラウドネスレベル(単位:phone)は、音圧レベルを求める場合と同じように、実際に人間が聴取している音を測定するのに対し、ITU-R(単位:LKFS)は録音レベルでラウドネスを算出する。

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ラウドネス効果

音量が小さくなると、低域と高域の音が聞き取りにくくなるという、人間の聴覚がもつ性質のこと。
例えば、ロックやジャズなどの音楽を大きい音で聞くと、低音から高音までよく聞こえ、迫力を感じられるが、音量を下げるとその曲が地味な印象に変化する場合がある。迫力が減少した原因は、音量が小さくなったこと自体にもあるが、ラウドネス効果によって、高域および低域の音(シンバル、バスドラムやベースなど)が、中域の音(ボーカルなど)よりも聞き取りにくくなり、曲の音のバランスが異なって聞こえていることも原因と言える。

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ラウドネスメーター

音の大きさを測定して表すレベルメーターの一種。ラウドネスレベルを測定・数値化して表すメーターのこと。
VUメーターピークメーターなどが、音声信号の実効電圧を測定して表すのに対し、ラウドネスメーターは人間が聴覚で感じる知覚的な音の大きさ(ラウドネス)を表す。ラウドネス測定のアルゴリズムであるITU-R BS.1770やEBU-R128/TECH3341の規格に準拠した機器がある。
ラウドネスメーターだけでなく、フェーズメーターやベクトルオシロスコープ、レベルメーターなど複数のメーター機能を搭載する機器も多い。
映画館で放映されるCM・予告・その他フィルムコンテンツの制作や、デジタルテレビ放送の番組・CMコンテンツなどの制作現場等で使われている。

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ラジオマイク

ワイヤレスマイクロホンのこと。
「Wireless microphone」と「Radio microphone」はどちらも無線マイクロホンの意味だが、国や地域で一般的とされる呼び方が異なる。日本では「ワイヤレスマイクロホン」が一般に多用されているが、電波法では名称を「ラジオマイク」としている。
電波法のラジオマイクの中でも「陸上移動局」として扱われ、運用に免許が必要な種類を特定ラジオマイクという。それ以外のラジオマイクは「特定小電力」として扱われ、一般での利用が可能。なお、両者とも運用に無線従事者は不要。

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ラッカマスター

レコードを製造する工程でレコード盤の原型となる、音溝をカッティングしたラッカ盤のこと。

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ラッシュ

ビデオ制作の時に素材テープを早送りしながら見て、どのような素材があるのがをチェックすること。

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ラッシングベルト

機材等を固定するためのベルト。
機材をトラック等で輸送する際に、機材が荷台で動いて破損・故障などしないよう固定するもの。また、ステージにスピーカーを積み重ねて設置する場合などに、機材の転倒防止・安全対策の目的で固定するためのベルト。

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ラテンパーカッション

ギロやボンゴ、マラカスなどの民族打楽器の総称。キューバやブラジルなどいくつかの系統があるラテン音楽で、用いられているパーカッションのことを指す。

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ラペルマイク

超小型マイクロホンのこと。服の襟元に付けるのでラペル(lapel)マイクという。ピンマイクともいう。

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RAM

Random Access Memoryの略。磁気テープのような記録メディアでは出来ない、ランダムアクセスの出来るメモリーのこと。一般に、電源が切れると内容は消失する。

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LAN

Local Area Networkの略。家庭内な同一施設内などのコンピューターネットワークを指すが、その技術規格であるイーサネットを指して用いられる場合もある。この意味では、PC接続だけでなく、映像、音声信号に応用されている。ケーブルが細いため敷設が容易で、イベント映像分野でも普及している。

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ランスルー

すべてを本番通りに行う通し稽古のこと。主にテレビ放送やイベントの本番に先立って行われる。

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ランダム誤り

ランダムに発生する誤りのこと。連続する誤りを意味するバースト誤りと対になる言葉。

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ランピング

Fドロップともいう。ズームレンズで望遠側のFナンバーが低下すること。

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欄間吊り(らんまづり)

欄間に照明器具を取り付けること。

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
用語の解釈は、地域や組織等によって異なる場合がございます。
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