豆知識2 〜BGMの音量の考え方

店舗で流すBGMの音量の考え方と、家庭内のオーディオとでは、根本的な違いがあります。それは、バックグラウンドノイズ(暗騒音とも言います)の存在です。BGMは必ずお客様やお店のスタッフがいる環境で再生します。話し声や歩く音、レストランであれば食事中の食器のぶつかる音など様々なノイズが想定されます。
人間の耳は、大きな音と小さな音が同時に存在すると、大きな音ははっきり認識しますが、小さな音はあまり認識しない性質(マスキング効果)があります。BGMは最低でも、バックグラウンドノイズよりも大きな音量で再生する必要があります。また飲食店などでは、このマスキング効果を利用して隣り合わせたお客様同士の会話が聞こえないようにすることで、居心地の良い空間を作ることもできます。
大きな音量を再生するためには、より大きなスピーカーが必要です。再生したい音の大きさに合わせて適切なスピーカーを選ぶことが重要です。
本サイトでは、“どのくらいの音量でBGMを流したいか”で選択した音量の目安から、適したJBL PROFESSIONALスピーカーを候補に選んでいます。