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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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用語解説

1インチVTR

1インチの幅のオープンリール方式テープに映像を記録するビデオテープレコーダー(VTR)。「CフォーマットVTR」や単に「インチ」などとも呼ばれる。1980年代に、従来の2インチに比べ機器が小型でコストが抑えられる1インチが普及した。その後1990年代にデジタルVTRに移行するまで主力フォーマットであった。

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一点づり

マイクロホンなどの収音機器や、大道具、小道具などを、1本のひもで吊るす方法のこと。簡単だが安定性が悪く、回転してしまう危険性もある。

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ゴッパー

Shure製のダイナミック型マイクロホンSM58の呼称。ゴッパ、ゴーハチなどとも呼ばれる。
ライブSRや演説、レコーディングなどプロの音響現場で長きにわたり使用されているポピュラーなマイクロホン。同じSMシリーズのマイクロホンSM 57(呼称:ゴーナナ)も含め、ワールドスタンダードとも言われている。
外部リンク Shure製品ページ(マイクロホン/ワイヤレスシステム/シグナルプロセッサー)

ゴッパー

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5.1chサラウンド

音声出力システムの構成の一つ。聴取者を取り囲むように5つのスピーカー(正面、右前方、右後方、左後方、左前方)と、サブウーファー(出力できる音域が低域に限られているため、0.1chとカウントしている)を置くことで、立体的で臨場感のある音響環境を実現できる。もともとは、映画館で臨場感のある音響効果を再現するために開発されたが、今ではDVDビデオやデジタル放送などにおいても広く応用されている。

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5枚羽根方式

毎秒18コマの映画フィルムを毎秒30コマのビデオに変換するテレシネにおいて、シャッターの羽根を5枚にする方式。フィルムとビデオのコマ数の違いから、同期が難しくそのままでは一瞬画面が暗くなってしまう「フリッカー」と呼ばれる現象が起きてしまう。そこで、5枚羽根を用いることで5×18=90コマと、30コマの倍数になるように調整するという工夫が行われたもの。

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三原色

混色によって再現される色ではなく、混色のもとになる3つの色のこと。光の混色か物体の混色かによって、その三原色は異なる。
光を混色する加法混色の場合は、RGB(Red:赤・Green:緑・Blue:青)が三原色となる。これを光の三原色、色光の三原色などと呼ぶ。
絵の具などの色料を混色する減法混色の場合は、CMY(Cyan:シアン・Magenta:マゼンタ・Yellow:黄)が三原色となる。これを色の三原色、色料の三原色、色材の三原色などと呼ぶ。

三原色

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3原色画像信号

赤・青・緑の画像信号のこと。撮像素子によって光を信号に変えることで得られる。かつて、3原色に分解し信号化すること、伝送すること、受像すること、それぞれの技術の確立がカラーテレビ放送に不可欠だった。

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3原色画素配列型ディスプレイ

赤・青・緑の蛍光体ドットの1組を1画素として画面を構成するディスプレイ。その画素に対応する小さな穴の開いた金属板をシャドーマスクと呼ぶことからシャドーマスク型のブラウン管ディスプレイのことを指す。

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3原色ブラウン管方式

赤・青・緑の3原色のブラウン管から出た映像信号を直接見る方式。光学的に合成するため画面が明るくなるというメリットがあり初期のカラーテレビに用いられた。

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3撮像素子方式

3原色の信号を、それぞれ3つの撮像管やCCDを用いて得る方式。カメラが比較的大きくなり、高価になってしまう。

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サンサンヨンパチ(3348)

テープ式のデジタルMTRのデファクトスタンダード。SONY社製。

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三点づり

会場の天井からマイクロホンを吊るすための方法の一つ。高い位置にマイクロホンをセットできること、それにより目立たないこと、床に置く場合と違い、振動による雑音を抑えられる等のメリットがある一方、セッティングに時間がかかることや、設置後の微調整が難しいなどのデメリットがある。

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3板式

3撮像素子方式のうち、CCDを使用する方式のこと。

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3板プリズム方式

3つのCCDと色分解プリズムを用いるビデオカメラの方式の1種。この方式では、レンズとCCDの間にプリズムが挿入されるため、その収差の補正など細かい配慮が必要になる。

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12弦ギター

弦が12本張ってあるギターのこと。通常のギターは6弦なので、2本のギターで同じ演奏をしているような効果が得られ、響きがより豊かになると言われる。

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3ウェイスピーカー

マルチウェイスピーカーの1種。
スピーカーに入力する音声信号の周波数帯域を3つの帯域に分割して、例えばウーファー(低音域)、スコーカー(中音域)、ツィーター(高音域)と3種類のユニットで構成したスピーカーのこと。2ウェイスピーカーよりも音の広がりが良いとされている。

3ウェイスピーカー

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3DCG

3次元で立体的に描かれたCG(コンピューター・グラフィックス)。作られた静止画は通常の2DCGと同様に見えるが、作成工程が大きく異なることから区別される。専用のソフトウェア等を用いて、仮想空間上で情報を操作し2次元画面としてレンダリングする。視点や光点を任意に設定できる。3DCGは静止画を多数書く必要がないのでアニメーション、動画に向いており、フライトシミュレーターやゲーム、映画などの映像表現や、CADなどの図面、立体地図用としても幅広く利用されている技術である。

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006P型乾電池

積層電池の一種。1.5Vの小型電池が6個、直列接続で内蔵されており、電圧は9Vである。
一部のアクティブ型ダイレクトボックスやコンデンサーマイクロホンなどの電源として用いられることがある。

006P型乾電池

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2ウェイスピーカー

マルチウェイスピーカーの1種。
スピーカーに入力する音声信号の周波数帯域を2つの帯域に分割して、それぞれを能力の異なる2種類のユニットから再生するスピーカーのこと。
例えば中低音をウーファー、高音域をツィーターというユニットの組み合わせや、フルレンジ+ツィーターという組み合わせなどの2ウェイスピーカーがある。

2ウェイスピーカー

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75Ω終端抵抗

ループスルーした機器の最後の端子は、75Ωの終端抵抗にする必要がある。その終端抵抗のこと。

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2インチ4ヘッドVTR

2インチの幅のオープンリール方式テープに映像を記録するビデオテープレコーダー(VTR)。テープが高価で、機器も大型だったため、1980年代には小型で安価な1インチVTRに、主力フォーマットの座を譲っている。

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二点づり

会場の天井からマイクロホンを吊るすための方法の一つ。1点吊りよりも安定度は高いが、2本の紐によって作られる面は前後方向に不安定であるため、紐が長くなってしまう場合には不向きである。

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8-14変調

8ビットを14ビットにする変調方式。EFM変調(EFMはEight to Fourteen Modulationの略)ともいう。

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8の字巻き

8の字にケーブルを巻いていくこと。8の字に巻くことによって、使用時にコードが絡まったり、よじれたりしにくくなり、スムーズにコードが使用できる。そのためコードへの負担も少なく、断線を防止できる。音響や映像だけでなく、放送や照明など広い業界で基本となるスキルの1つである。

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PCM1630

SONY製の業務用デジタルテープレコーダーの型番名。U-Maticの磁気テープに、2chの音声信号を記録・再生する。
2004年に生産が終了したが、記録媒体の主流が磁気テープだった頃は、CDプレス用のマスターテープとして人気が高く、多くのマスタリングスタジオなどで利用された。
型番から1630(いちろくさんまる)と呼んだり、テープ幅が3/4インチであることからシブサン、またカセットの大きさから連想され弁当箱などとも呼ばれた。

PCM1630

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110度CS

110度CSデジタル放送のこと。放送用通信衛星を東経110度の赤道上に配置している。これはBSデジタル放送と同じ角度であるため、110度CS受信用のアンテナやチューナーでBSデジタルも受信することが出来る。(従前のBSデジタル専用機器では110度CSは受信できない。)

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100V

日本の家庭用コンセントの電圧。海外では大抵、日本より高電圧である。

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
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