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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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分類「楽器類」に含まれる用語

用語解説

アコースティック

1.電気的な機器を介さない、楽器本来の音のこと。生音。
2.1.から転じて、エレクトリックギターやエレクトリックベース、シンセサイザー等の電子的な楽器を使わずに、ピアノやアコースティックギター等の楽器で演奏するスタイルのこと、およびそのような音楽ジャンルを指す。アンプラグド、プラグレスと同義。

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アコースティックギター

ギターの一種。エレクトリックギターと異なり、弦の振動を電気信号に変えるための構造やピックアップ等の装置を持たないギターのこと。ギターからの生音で演奏するためのギター全般をアコースティックギターと呼ぶ。そのため広義では、クラシックギターフォークギターも、アコースティックギターに含まれる。略してアコギ。

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アコーディオン

鍵盤楽器の一種。鍵盤やボタンを押して対応した空気弁を開き、蛇腹を広げたり縮めたりして空気の出し入れを調整して音を出す。

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アコギ

アコースティックギターの略。

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アゴゴ

打楽器の一種。金属製・木製のベルを複数つなげたもの。これを撥で叩いたり、ベル同士をぶつけたりして音を出す。

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アップライトピアノ

ピアノの一種。弦やフレームを地面に対して縦方向、垂直に張ることで、グランドピアノと比べ小型になっている。

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アルトサクソフォーン

サクソフォーンの一種で、アルト音域のもの。「アルトサックス」と略すことも多い。サクソフォーンの中で最も一般的である。

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アルトフルート

フルートの一種で、アルト音域のもの。フルート奏者が持ち替えで演奏することが多い。

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イングリッシュホルン

木管楽器の一種。ホルンという名前だが金管楽器のホルンとは関係が無く、オーボエに近い楽器である。別名コーラングレ、コール・アングレ。

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ウィップ

打楽器の一種。「ピシッ」「パチッ」といった鞭のような音が欲しい場合に使用するもので、二枚の板を打ち合わせて鋭い音を出す。スラップスティックともいう。

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ウッドブロック

打楽器の一種。硬質の木を、共鳴を生かせるように箱型や筒型にくり抜いた楽器。木魚がその一例である。

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エスクラリネット

クラリネットの一種。E♭クラリネット、ソプラニーノ・クラリネットのことを指す。略してエスクラと呼ぶことも多い。

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エレアコ

エレクトリックアコースティックギターの略。エレアコベースも存在するが、エレアコと呼べば、大抵はギターを指す。

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エレアコベース

エレクトリックアコースティックベースの略。一般的にエレアコというとギターを指すので、エレアコベースと呼んで区別する。

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エレキギター

エレクトリックギターの通称。

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エレクトーン

電子オルガンの一種。狭義には、ヤマハが販売する電子オルガンの商標。広義では、他社製品も含めた電子オルガンの代名詞として使われる用語である。

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エレクトリックアコースティックベース

アコースティックギターのような外観のベースで、ピックアップによりアンプに繋げ、拡声できるベース。
Acoustic-Electric Bassと、順序を逆に呼ぶこともある。

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エレクトリックアコースティックギター

アコースティックギターにピックアップを取り付けてアンプ等に繋げ、エレキギターのように大音量で演奏することを可能にしたギター。これにより、大音量が必要なコンサートにおいて、アコースティックギター本来の音をそのまま増幅して聴かせることが出来るようになった。
Acoustic-Electric Guitarと、順序を逆に呼ぶこともある。

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エレクトリックギター

ギターの一種。弦の振動をピックアップで電気信号に変え、ギター本体とギターアンプをシールドケーブルで接続してその信号を伝えることによって、任意の音量で演奏できるギターのこと。これに対して、弦の振動を電気信号に変えずにそのまま演奏するギターをアコースティックギターと呼ぶ。

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エレクトリックピアノ

ピアノの一種。鍵盤を叩いて発生させた音を、ピックアップで拾って電気的に増幅して出すものを指す。電子ピアノと混同されがちであるが、電子ピアノは音源そのものがデジタルに作られているので、エレクトリックピアノとは区別される。

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エレクトリックベース

ベースの一種。エレクトリックギターと同様、電気的に増幅されることを前提として設計されているベースのこと。

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オーボエ

木管楽器の一種。高音域の楽器で、2枚のリードを使って音を出す。オーボーとも言う。

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オカリナ

楽器の一種。主に素焼きの陶器製で、ドロップ型や丸型をしている本体の数箇所に指穴を開け、それを塞いで音程を調整する。

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カウベル

打楽器の一種。中に舌があるものと、舌がなくバチで叩いて音を出すものとの2種類がある。元は牛などの家畜につける鈴として用いられていたものだが、楽器としても用いられる。大小様々な大きさがあり、形状を角張らせ改良されたものもある。明るく鋭い音で、オーケストレーションの他、ラテン・パーカッションでよく用いられる。センセロとも呼ばれる。

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カシシ

打楽器の一種。細い木で編んだ入れ物の中に小石や豆、木の実などを入れたものを振って演奏する。

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カスタネット

打楽器の一種。二枚貝のように組み合わせた一対の木片を打ち合わせて音を出す。主として木製が多いが、象牙や金属製のものもある。

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楽器

音楽を演奏するために用いる、音の出る道具全般。

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ガットギター

ギターの一種。ガット(動物の腸)やナイロンで作られた弦を使用しているギターのこと。いわゆるクラシック・ギターのことを指す場合が多い。

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カバサ

打楽器の一種で、ブラジルの民族楽器。ひょうたんの実を乾燥させて中をくり抜き、外側に植物の種などでできた数珠を巻きつけたもの。手に持ったひょうたんを回しながら、数珠の玉にこすりつけたり、振ったり叩いたりして音を出す。数珠玉が金属製で、同様の仕組みを持つメタル・カバサもある。

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柝(き)

柾目の通った樫の木で作られた拍子木(ひょうしぎ)の略。歌舞伎劇や日舞などで、幕の開閉や演出上のキッカケを行う際に、この音が使われる。

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キーボード

鍵盤楽器の総称。また、楽器全体ではなく、演奏するキーが並んだ鍵盤部分を指してキーボードと呼ぶこともある。

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ギター

弦楽器の一種。一般的には、平らなひょうたん形の共鳴箱にネックとなる棹をつけて、六本の弦を張る。指、またはピックで弦を弾くことにより演奏する。しかし、ボディの形態や弦の種類・本数、その用途や奏法も、人によってさまざまである。

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キック

バスドラムのこと。昔はキックペダルがなく、足で蹴ることにより音を出していたことからこの名称となった。ライブのサウンドチェック等で、PAエンジニアが言う「キックください」は、「バスドラムの音を鳴らしてください」ということ。

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キハーダ

打楽器の一種。キューバの民族楽器で、ロバや馬の下あごの骨を乾燥させ、歯が骨から離れて自由に動くようにして鈴をつけたもの。これを振ったり叩いたり棒でこすったりして音を出す。

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ギロ

打楽器の一種。中をくり抜いたヘチマやひょうたん、またはひょうたん形の木製や合成樹脂製の容器の表面に溝をつけたもの。これを、棒でこすって音を出す。グイロと呼ばれることもある。

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金管楽器

演奏者の唇の振動によって発声させる管楽器群を総称して金管楽器と呼ぶ。管体は主に真鍮で作られるが、必ずしも金属製の管楽器を意味するわけではない。主な金管楽器としては、トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバなどがある。

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クラシックギター

ギターの一種。ナイロン弦(古くはガット弦)を張り、元々はクラシックの楽曲を、指弾きで演奏するためのギターのこと。現在では、クラシック音楽に限らず、ボサノヴァやジャズなど様々な音楽ジャンルで使用されている。アコースティックギターとほぼ同義だが、クラシックでは原則、電子楽器は用いないので、クラシックギターのことをあえてアコースティックギターと呼ぶことは少ない。

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クラッシュシンバル

シンバルの一種。破壊的な大きな音量が出る。シンバルのふちを叩き、曲中のアクセントなどに使用する。

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クラビオリン

電気楽器の一種。日本では演歌のトラックに度々用いられたが現在では残存数も少なく、あまり見かけない。

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クラビネット

1960年代の初期に作られたもので、鍵盤楽器の一種。鍵盤を弾くことで楽器の内部に張られた鉄弦をはじき、その振動をピックアップで拾って電気振動に変換し、アンプで増幅してスピーカーから音を出す。実際に弦をはじいて音を出すという点で、電気的に音を合成するシンセサイザーのような電子楽器とは原理的に区別される。

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クラベス

四角柱や円柱状の木片を2本打ち合せるように演奏する体鳴楽器の一種。

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クラリネット

シングル・リードの木管楽器の一種。18世紀初頭にデンナー(ドイツ)が、フランス古楽器のシャリュモーを改良したことで、最初のクラリネットが誕生した。その後、エーラー式、ベーム式などが登場している。

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グロッケンシュピール

金属の音板を鍵盤と同様に配置した打楽器。鉄琴の一種で、撥やマレットで金属板を叩いて演奏する。一般的には木琴よりも硬くて小さい打部を持っている撥が使われる。

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鍵盤楽器

鍵(けん)を盤状に配置した鍵盤を、指などで押すことで演奏する楽器のこと。ピアノやオルガン、チェンバロやシンセサイザーがこれにあたる。

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コンガ

太鼓の一種。キューバの民族楽器で、細長い樽形の胴の上面にヘッドが張ってあり、低音が出る。

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コントラバス

1.低音域を担う弦楽器。先祖はヴァイオリンではなくヴィオローネという楽器であるといわれている。ダブルベース、ベースとも。
2.音域の区分のひとつで、バスのオクターブ下を指す。

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コントラファゴット

木管楽器の一種。ファゴットの倍の長さの管を持っており、オクターブ下の音域を担う。

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サイドドラム

スネアドラムのこと。

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サクソフォーン

サックス。ほぼ金属製であるが、構造上は木管楽器に属する。木管の運動性能、金管のレンジの広さというメリットを併せ持っている。

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擦弦楽器

弦を擦って音を出す楽器のこと。バイオリンやヴィオラ、チェロ等がこれに当てはまる。擦るための道具として、馬の尾等を材料とした弓が用いられる。この弓には摩擦を多くするために松やにを塗布する場合が多い。

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サンプラー

音声信号を取り込んみ、鍵盤やパッドを押すと再生できるようにした装置。

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12弦ギター

弦が12本張ってあるギターのこと。通常のギターは6弦なので、2本のギターで同じ演奏をしているような効果が得られ、響きがより豊かになると言われる。

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ショカーリョ

両手で持って振るシェイカー。大規模なサンバカーニバルなどで用いられる。

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シロフォン

ザイロフォンとも呼ばれる木琴の一種。マリンバよりも高い音を担う。

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シンセサイザー

Synthesizeの合成するという意味の通り、電子工学的方法により楽音を合成する機器・電子楽器のこと。ミュージック・シンセサイザー。シンセ、音源などとも呼ばれる。
基本的に、電圧の高低により音の3要素を変化させる電子機器であるが、その仕組みが複雑なことも手伝い、音声合成の方式などで多くの種類が開発・発売されている。
音源モジュールと演奏するためのインターフェイス(鍵盤)が一体となったキーボードモデルが一般的にイメージしやすいが、音源モジュールのみのモデルやラックマウント型などもある。また、ギター型、ドラム型、サックス型、ショルダーキーボード型など様々なコントローラーが存在する。

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シンバル

円盤型の打楽器の一種。金属製。同じものを2枚用意し打ち鳴らすほかに、手指用の小型のもの、ドラムセットの一部としてホルダーに設置しスティックで叩くなど、種類や奏法は多様に存在する。

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唇リード楽器

管楽器の分類の一つ。リードとは振動源のことであり、演奏者の唇自体が振動源となる楽器を指す。具体的には、金管楽器であるトランペット、トロンボーンなどが該当する。

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スーザフォン

低音域を担う金管楽器の一種。主にパレードやマーチングで用いられる。スーザフォーンとも呼ぶ。

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スティールギター

ギターの一種。本体を水平に置いて演奏する。小型のものや、ペダルのついたものなども存在する。

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スティック(ドラムスティック)

ドラムセット等の打楽器を叩いて演奏するために用いる棒のこと。ドラマーによって使い方は様々だが、曲によって使うスティックを変えたり、指でクルクル回してパフォーマンスすることもある。
コンサートではしばしば、ギターやベースのピックと同様、観客席にプレゼントとして投げられることもある。運良くゲットできた人はラッキー。

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スネアドラム

円筒状の本体の両側に膜が張られた両面太鼓の一種。底面側にはコイル状の金属線(響き線、スネア)が取り付けられていて、これにより独特の音を奏でる。多くのドラムセットではドラマーの目の前、膝の高さに設置する。

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スモールタム

タムタム、トムトムとも呼ばれる打楽器の一種。ドラムセットとして複数取り入れる場合に、小さいものがスモールタム。スネアドラムの胴が深い形状だが、スナッピー(金属線)が張られていない。

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センセロ

カウベルのこと。打楽器の一種。中に舌があるものと、舌がなくバチで叩いて音を出すものとの2種類がある。元は牛などの家畜につける鈴として用いられていたものだが、楽器としても用いられる。大小様々な大きさがあり、形状を角張らせ改良されたものもある。明るく鋭い音で、オーケストレーションの他、ラテン・パーカッションでよく用いられる。

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ソプラノサクソフォーン

アルトよりも完全5度高い変ロ調。サクソフォーン四重奏においてはリーダー的役割を担う。

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ソリーナ

弦楽器の合奏であるストリングスアンサンブルをキーボードで得るための楽器として、1974年にオランダのN.V.Eminent社が開発したシンセサイザーの通称。正式にはSolina String Ensembleという名称。

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第1ヴァイオリン

主に高音で旋律(メロディ)を奏でるセクション。楽器自体は第2ヴァイオリンと同じ。高い技術力や体力が必要とされる。このセクションの首席奏者をコンサートマスター、コンサートミストレスと呼ぶ。

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第2ヴァイオリン

主に低音で伴奏を担当するセクション。楽器自体は第1ヴァイオリンと同じ。アンサンブルに厚みを持たせる役割を担う。

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打楽器

物体を打ちつけて音を発生させる楽器。ドラムスやティンパニ、コンガ、和太鼓など膜状のものを張る膜振動打楽器と分類されるもの以外にもシンバルやトライアングル、カスタネット、グロッケンシュピールなども打楽器である。

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打弦楽器

ピアノに代表される弦をたたいて振動させる楽器。一種の打楽器と考えることも出来る。

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タム、タムタム

太鼓の一種。スネアドラムの胴が深い形状だが、スナッピー(金属線)が張られていない。ドラムセットの構成において、多くはバスドラムの上あたりに設置する。ドラマーの利き手側から、2〜3つのタムを大きい順に並べるのが一般的だが、中には10個以上のタムを配置したドラムセットもある。タムタム、トムトムと呼ばれることもある。

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タンバリン

片面に膜のついた胴の浅い太鼓。胴には小さなシンバルがついている。タンブリンとも呼ばれる。膜のないものも存在するように、音の多くをシンバルが担っている。

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単リード楽器

管楽器の分類の一つ。リードとは振動源のことであり、1枚のリードが振動源となる楽器を指す。具体的には、クラリネットなどが該当する。リードの材料には、葦竹などが使われる。

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チェレスタ

アップライトピアノの様な形態をしている打楽器の一種。フェルトで巻いたハンマーによって金属板を叩き、楽器本体内で共鳴させる。セレスタとも呼ばれる。

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チェロ

ヴァイオリン、ヴィオラよりも大きく、音域が低い弦楽器。セロとも呼ばれる。

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チェンバロ

鍵盤を用いて、弦をプレクトラムと呼ばれるピックで弾く楽器。形状はグランドピアノに似ているが、ピアノの普及により衰退した。地域によってハープシコード、クラヴサンとも呼ばれる。

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チター

ツィターとも呼ばれる。約30本の弦を持っており、日本の琴に似た楽器。

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チャイナシンバル

中国で用いられているシンバル。通常のシンバルとは逆向き、つまり裏向きにセッティングする。濁った音であるが、これは倍音が整っていないためである。

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チューバ

金管楽器の一つ。一般的な金管楽器の中で、最も大きく、低音域を担当する。

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チューブラ・ベル

金属性の管状の鐘をピアノの鍵盤と同じ配置に複数吊るした楽器。チャイムと呼ばれることもある。チューブラー・ベルとも呼ばれる。

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ツーバス

1つのドラムセットに、2台のバスドラムを使用すること。およびそのバスドラムを指す。

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ティンパニ

半球形の胴体に脚がついた太鼓。他の太鼓に比べて、音程を聞き取りやすい。

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ティンバレス

片面太鼓を横に2つ繋いだ形の打楽器。リムと呼ばれる枠と膜を同時に叩くリムショットが多用される。

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テナーサキソフォーン

サックスの中でも、男性的で豪快な音色を持っているとされる。多くのシーンでソロ演奏が行われる楽器である。

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テノールサクソフォーン

アルトの次によく用いられるサクソフォーン、音域はアルトよりも4度低い。テナーサキソフォーンとも呼ばれる。

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テノールトロンボーン

トロンボーンの中でも頻繁に用いられる。音域は男声に近いと言われている。

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電気楽器

楽器を演奏することで作られる振動を、電気エネルギーに変換して、増幅等を行った後スピーカーから発音する楽器のこと。エレキギターがその代表である。この電気楽器を間接電気楽器と分類し、電子楽器を純粋電気楽器と呼ぶ場合もある。

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電子楽器

振動源、増幅機構、拡散機構の全てにおいて電気エネルギーを用いる楽器のこと。純粋電気楽器とも呼ばれる。電子回路を振動源とし、音程・音量・音色を、演算によって生成・制御する。電子オルガンやシンセサイザー、ドラムマシン、サンプラー、テルミンなどが該当する。

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トムトム

タム、タムタムとも呼ばれる太鼓の一種。スネアドラムの胴が深い形状だが、スナッピー(金属線)が張られていない。ドラムセットの構成において、多くはバスドラムの上あたりに設置する。ドラマーの利き手側から、2〜3つのタムを大きい順に並べるのが一般的だが、中には10個以上のタムを配置したドラムセットもある。

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銅鑼(どら)

金属製の円盤型の打楽器。枠に吊り下げている。撥で打ち鳴らす。

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トライアングル

一本の金属棒を三角形に折り曲げた打楽器。また、サッポロビールがキッコーマンから継承して販売する焼酎のシリーズ名。

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ドラムセット

ドラム、シンバル等の太鼓類を、一人の演奏者が演奏可能なようにまとめて配置したもの。各ドラマーの特徴やこだわりによって、様々な形態がある。

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トランペット

金管楽器の一種。長円状に巻かれた管に3つのバルブを備えている。

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トロンボーン

2つのU字型の金属管を組み合わせた金管楽器。テノール、バスが頻繁に用いられるが、ピッコロ、ソプラノ、アルト等様々な種類が存在する。

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鳴り物

鉦、太鼓や鼓などの打楽器を中心とした楽器。歌舞伎下座音楽では笛が用いられたり、野球の鳴り物応援ではトランペットが用いられたりする。

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ネック

ギター、ベース等の弦が張ってある細長い部分のこと。時々折れてしまうこともあるので注意。

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ハープ

基本的に弦を弓を使わずに、指ではじくことによって音を奏でる弦楽器(弦鳴楽器)のことを指す場合が多い。

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ハープシコード

鍵盤を用いて、弦をプレクトラムと呼ばれるピックで弾く楽器。形状はグランドピアノに似ているが、ピアノの普及により衰退した。地域によってチェンバロ、クラヴサンとも呼ばれる。チェンバロはドイツ語、ハープシコードは英語、クラブサンはフランス語である。

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ハーモニカ

楽器の調律用の道具を起源とする息を吹いて音を出す楽器のこと。

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バイオリン(ヴァイオリン)

弦楽器の一種。オーケストラで用いられる主な4種類の弦楽器(バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス)の中では、最も小さく最も高い音が出る。主旋律の多い第1バイオリン群と、それに呼応した別の旋律を奏でることが多い第2バイオリン群に分かれて演奏することがある。

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ハイハット

ドラムセットのシンバルの1つ。シンバルを2枚重ねてスタンドにセットし、ペダルを設置する。足でペダルを踏んだり、スティックで叩いたりと、様々な奏法が可能なシンバルである。特にペダルの場合は、ペダルの開閉の具合や踏み方・蹴り方によって、硬い音や響く音など多様な表現が可能である。また、ドラムセットの中で唯一、音の長さを演奏者が自分でコントロールできる楽器でもある。

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パイプオルガン

弦を叩くことによって音を奏でるピアノとは違い、パイプオルガンは、空気がパイプを通ることによって音を奏でる鍵盤楽器である。

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バスクラリネット

通常のクラリネットより1オクターブ低い音域のクラリネットのこと。

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バスタム

フロアタムのこと。ドラムセットを構成するタムの1つで、基本は演奏者に対して右側にある。3本の脚が装着されており、地面に直接置かれる。

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バスドラ

バスドラムの略。

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バスドラム

ドラムセットの中で、一番大きく一番低い音が出る太鼓のこと。ドラムセットの中央を陣取る大きいドラム。略してバスドラ。キック、ベースドラム(ベードラ)などともいう。
手のスティックではなく、足でキックペダルを踏んで演奏する。ほとんどのドラムセットはバスドラムが1台というものだが、ドラマーによっては2台のバスドラムを使う場合もある。中には8台ものバスドラムをドラムセットの中に組み込んで、幅広い表現を追求しようとするドラマーもいる。

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バストロンボーン

他のトロンボーンよりも少し大きく、低音域を担うトロンボーンのこと。他の音域を担うテナートロンボーンなどと比べ、サイズが大きい。

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バスフルート

通常のフルートより管が2倍長く、1オクターブ低い音域のフルートのこと。頭部管が曲がっているのが特徴。

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發弦楽器

ギターやハープ、マンドリンなど、弦を指ではじくことで演奏する楽器の総称。弦を弓で擦るヴァイオリンやチェロは含まれない。

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ハモンドオルガン

アメリカ人のローレンス・ハモンド氏によて開発された電子オルガンの1種。明朗で特徴的な音色である。トーンホイールという金属製の円盤を用いた仕組みで、電子的な発振回路を用いているわけではない。トーンホイールオルガンとも呼ばれる。

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バラライカ

ロシアの弦楽器の1つ。三角形の平たい胴が特徴的で、弦は3本。

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バリトンサクソフォーン

サクソフォーンの中で、最低音域を担当するサクソフォーン。アルトサクソフォーンの1オクターブ低い音域。

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バンジョー

アメリカで強制的に奴隷となっていたアフリカ人が、アフリカの楽器の特長を用いて作った發弦楽器で、丸い胴が特徴的。4弦、5弦、6弦と様々なものが存在し、奏法も多様にあるが、音の伸びが少ないため、素早く指を動かし細かい音符になることが多い。

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バンドネオン

ドイツで作られたアコーディオンに似た蛇腹型の楽器。アコーディオンとは違い、鍵盤部分がボタン型で、蛇腹の両側についている。現在ではタンゴによく用いられている。

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ピアノ

ハンマーで弦を叩くことで音を奏でる鍵盤楽器のこと。音域が幅広く、ピアノ1台でオーケストラの音域をカバーすることも可能である。

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ビオラ(ヴィオラ)

弦楽器の一種。バイオリンとほぼ同じ構造だが、低い音を出すためにバイオリンよりも5弦低く調弦される。形状もやや大型となる。弓もバイオリンのものより重量は重い。

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ピック

ギターやベースなどの弾くための三角形の道具。3cm程度の大きさで、親指と人差し指でそれを挟み、弦を弾いて音を出す。オニギリ型、ディアドロップ型などの形状があり、硬さにも種類がある。

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ピックアップ

楽器自体あるいは弦などの音(=振動)を、電気信号として検出する装置のこと。チューニング用に使われるものと、演奏用として使われるものがある。演奏用ピックアップは、その構造や設置場所によって音量や音質に大きく影響を及ぼすため、個人の好みで交換や改造を行うこともある。

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ピッコロ

フルートの仲間で、フルートより1オクターブ上の音域を奏でる管楽器。ピッコロとはイタリア語で、「小さい」という意味。よって、本来ならば、ピッコロ・フルートと呼ぶのが正しい。

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ビブラホン(ヴィブラホン)

鉄琴の一種。ピアノの鍵盤のように高低順に並べられた音板を撥で叩いて音を出す。また、ビブラホンは電動モーターで共鳴管の中の羽根を回転させることで、ビブラートをかけることが出来るというのが大きな特徴である。バイブラホンとも言う。

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ファゴット

中低音域を担当するダブルリード式の木管楽器。

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フォークギター

アコースティックギターの一種。アンプに繋いで信号を増幅する機構がないギターのうち、さらにスチール弦を使用していて、フラットトップ型のもの。同じ条件でアーチドトップ型はピックギターと呼ばれる。一般的に、ボディが大きいほうが音量が大きくなる傾向があり、材質によって音質が左右される。

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複リード楽器

オーボエやファゴットなどの上下2枚に重なったリードを持つ楽器のこと。ダブルリード楽器ともいう。

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フラットマンドリン

スチール弦と用いる撥弦楽器の一種。クラシックマンドリンとは異なり、その名のとおり背中が平らになっているのが特徴。

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フリューゲルホルン

トランペットやコルネットと同等の音域を出す金管楽器。太くやわらかい音が出る。フリューゲルホーンとも。

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フルート

木管楽器の一種。元々は木製だった。横に長く、リードがないのが特徴。

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フロアタム

ドラムセットの中の、床に直接置くタムのこと。フロアタムを複数使用したり、1つも使わずタムで代用することもあり、楽曲やアーティストのセッティングによって様々。

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ブロックフレーテ

リードの無い木管楽器の一種。ドイツ語でのリコーダーのこと。縦笛。楽器としての構造がシンプルかつ堅牢で、調弦等の必要も無いことから教育用を始め普及している。

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ベースドラム

バスドラムのこと。

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ベードラ

ベースドラムの略。バスドラムのこと。

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ホルン

金管楽器の一種。カタツムリのような形をしており、金管楽器の中でも広い音域を持つ。フレンチホルンやシングルホルンなど多くのタイプが存在するが、一般的に3〜5個の弁がある。弁が無いものをナチュラルホルンとして区別する。これは、郵便馬車の合図として用いられていたため、ポストホルンと呼ばれ、現在でもドイツなどヨーロッパの郵便事業社にはホルンのマークが使われている場合がある。

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ボンゴ

打楽器の一種。大小2つの太鼓を横一列に並べた楽器。

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マラカス

握り柄のついた中空の球体のなかに、小さな玉などを入れた体鳴楽器の一種。軽く振る基本的な奏法の他に、振り回して演奏場合もある。ヤシ科のマラカの実を乾燥させたものを入れていたことからマラカスと呼ばれる。

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マリンバ

木製の音盤を鍵盤と同様に配置した打楽器。木琴の一種。

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マンドラ

マンドリンよりも一回り大きい撥弦楽器。マンドリン同様に4コースに8弦を張る構造。マンドリンより1オクターブ低い音域を担うマンドラテノーレと、マンドリンよりも5度低いマンドラコントラルトがある。

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マンドリン

イタリア、ナポリ発祥の撥弦楽器の一種。ギターに近い形状だが4コースに8弦を張り、ピックで弾いて演奏する。南米には弦がより多いものもある。

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ミッドタム

タムが3つのドラムセットにおいて、中央のタムのことを指す。ミドルタム。

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無リード楽器

フルートやリコーダーなどのリードがない楽器のこと。リードとは発音源となるアシや竹、金属の薄片。

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木管楽器

管楽器のうち、金管楽器以外の全ての総称である。基本的に、木製の管楽器、いわゆる笛のことを指す。

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ユーフォニアム

チューバやトロンボーンに似ている金管楽器の一種。ユーフォニウムともいう。

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ラテンパーカッション

ギロやボンゴ、マラカスなどの民族打楽器の総称。キューバやブラジルなどいくつかの系統があるラテン音楽で、用いられているパーカッションのことを指す。

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リード

アシ・竹・金属などで作られた薄片。簧(した)。空気を吹きつけ振動することで音を出す。木管楽器などリード楽器の発音源となる。

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リードオルガン

足踏みオルガンともいう。足でペダルを踏むことで空気を送り、音を出すオルガンのこと。

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リュート

中世ヨーロッパに用いられたギターに似た撥弦楽器のこと。日本や中国の琵琶と、同じ祖先を持つといわれている。

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レキントギター

チューニングを4度上げたギターのこと。

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レコレコ

民族楽器のギロの別称。凹凸を棒で擦ることにより音を出す。

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
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