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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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用語解説

地明かり

照明の基本的な当て方の一つで、舞台の真上から真下に向けて照らす明かりのこと。

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CRT

ブラウン管、陰極線管のこと。Cathode Ray Tubeの略。ドイツのカール・フェルディナント・ブラウンが1897年に発明し、今日まで多くの改良が行われ映像用ディスプレイとして用いられている。

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CIE

国際照明委員会のこと。1931年に、色空間を表すCIE標準表色系を開発。現在でも用いられている。

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CIE色度図

CIE(国際照明委員会)が1931年に定めた色度図のこと。明度を除いた、色相と彩度を表したもの。

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CATV

Cable Televisionの略。ケーブルテレビのほか、ケーブルを用いる有線放送のうち有線ラジオ放送以外のものも含まれ、インターネット接続や固定電話のサービスもCATVの一部である。もともとは、共同受信という意味のCommon Antenna TeleVisionまたはCommunity Antenna TeleVisionの略であった。

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CS

1.Communications Sateliteの略。通信衛星のこと。COMSATとも。マイクロ波を用いて無線通信を行う。
2.通信衛星による衛星通信のこと。

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CN比

搬送波電力と雑音電力の比。Carrier to Noise Ratioの略。数値が大きいほど状態が良好であることを示す。

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GM

General MIDIの略。MIDIにおける音色の種類、配列等を定めた規格のこと。GMの登場以前は、制作に用いたMIDI音源と演奏に用いるMIDI音源が異なった場合、特にメーカーが異なると、例えばピアノの音がギターの音になるなど製作者の意図通りに再生されないという不都合があった。

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CMY

色の三原色である、C(Cyan:シアン)、M(Magenta:マゼンタ)、Y(Yellow:黄)のこと。
また、これら3色を用いた色の再現方法のことを指す。CMYカラーモデルともいう。
CMYは混色するほど暗くなり、CMYの3色をすべて同じ割合で混色すれば黒になる。(減法混色を参照。)このことから、CMYK(K=Key plate:黒の意味)、CMYBk(Bk=Black:黒)などとも呼ばれる。印刷物では一般的に、CMYKカラーモデルが用いられている。

CMY

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GOP

グループ・オブ・ピクチャー(Group Of Pictures)の略。圧縮時に相関をとるフレームのこと。

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C型(電源コネクター)

電源コネクターの一種。定格電流30A、定格電圧125V。主に舞台照明用電源から普及した。映像や音響でも使用する機会が多い。

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C型ワイヤレスマイクロホン

ワイヤレスマイクロホンのうち、300MHz帯で伝送するもの。
B型ワイヤレスマイクロホンと同じく電波法では「ラジオマイクの特定小電力」にあたるため、運用に際して免許や運用連絡は必要なく、一般での使用が可能。
C型は音声等を必要最低限の明瞭度で拡声することを伝送用途の概念としており、A型、B型と比べて出力も小さい。放送事業者やSRなどの業務用途で使用することは殆どない。
<ワイヤレスマイクの使用周波数帯>
・A型:470〜714MHz、1.2GHz帯、陸上移動局免許
・B型:806〜810MHz、免許不要
・C型:322MHz、免許不要

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シーケンサー

自動演奏機構のこと。ソフトウェアとして市販されたり、シンセサイザーに標準機能として搭載されている場合もある。

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シーケンスメモリー

ビデオスイッチャーの記憶機能の1種。ある1時点だけではなく、時間軸に沿った連続的な操作などを記憶しておくメモリー。これによって同じ操作を再現したり、マニュアル操作では不可能な操作を可能にしている。

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CG

コンピュータ・グラフィックス(Computer Graphics)の略。コンピュータ上で作成・加工した画像・映像のこと。作成方法の違いから2Dと3Dに大別される。それぞれに特化したソフトウェアが存在する。

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CCIR

国際無線通信諮問委員会。(仏)Comite Consultatif Internationale des Radio communicationsの略。現在はITU-Rとなっている。

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CCCD

コピーコントロールCDのこと。共有ソフトなどによる音楽の違法コピーが問題視された2002年頃に、CDからパソコンに楽曲データを取り込むことが出来ないようにした音楽CDの総称。規格名はレコード会社等により異なる。しかしながら、音質面などの問題もあり、2004年以降は減少傾向となった。その後、殆どのCDは通常の音楽CD(CD-DA)に戻っている。

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CCD

Chaege Coupled Deviceの略。光を電気信号に変換する半導体、電荷結合素子のこと。撮影素子の1種。CCDが大きければ大きい程多くの光を取り込めるため画質が良くなる。

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CGPS

コンピュータ・グラフィックスの映像データを色分解し、印刷するシステムのこと。Computer Graphics Printing Systemの略。

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CD

Compact Discの略。記録メディアの一種で、ソニーとフィリップスにより共同開発されたもの。直径12cmまたは8cm、厚さ1.2mmと従来のアナログレコードよりも大幅に小型化したニューメディアとして1982年に登場した。ディスクには非常に細かいくぼみが彫られており、これに赤外線レーザーを照射して、その反射の明暗を読み取ることで、CDに記録されたデジタル信号を読み取る。音楽CDのほか、各種デジタルデータの記録媒体として使用される。

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CD-EXTRA

CD-DAの余剰記録部分に映像や画像などを記録できるCDの方式である。正式にはEnhanced Music Compact Disc。

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GT管

真空管の種類のひとつ。GTはGlass Tubeの略。

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CTCM

Chroma Time Compressed Multiplex signalsの略。CTCM信号とも呼ぶ。時間軸圧縮された色差信号のことで、放送業務用VTRにおいて実用化されている。

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CD-DA

Compact Disc Digital Audioの略。一般にCDと呼ばれる音楽CDの形式。

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CTDM

Compressed Time Division Multiplexed chrominance signalsの略。

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シーナリー・スペース

アクティングエリアとホリゾントの間の場所。大道具や照明器具を設置できる。

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シーリングスピーカー

天井(や壁)に埋め込むタイプのスピーカーのこと。

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シールド

ケーブルの構造内部の名称で、芯線をスッポリと覆う筒状の導体部分を指す。
外部要因によるノイズ(静電誘導ノイズ)が、芯線(音などの信号が流れる線)に影響しないよう防ぐための構造。シールドの素材は、細い銅線を編んだもの(編組シールド)やアルミ(アルミ・ラップ・シールド)などの種類がある。
シールド構造を持つケーブルを、シールド線(シールドケーブル)と言い、マイクケーブルやマルチケーブルなど音や映像で使うケーブルの多くがシールド線である。
ギターケーブルやベースケーブルのことをシールドと呼ぶ場合があるが、これは主に奏者が用いるミュージシャン用語である。

シールド

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シーン

場面のこと。ひとつの場所における動作のひとまとまりのことをさす。

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JBL PROFESSIONAL(ジェイビーエルプロフェッショナル)

アメリカのスピーカーシステムブランド。名実ともにスピーカーシステムのリーディング・ブランドとして、60年にわたる歴史を持つ。設備、SR、映画館、レコーディング、放送など、あらゆる用途に対応する幅広い製品群は、最高水準の性能と品質、そして信頼性を誇る。
外部リンク JBL PROFESSIONAL製品ページ(スピーカーシステム)

JBL PROFESSIONAL(ジェイビーエルプロフェッショナル)

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JPEG

Joint Photographic Experts Groupの略で、JPGとも略す。ジェイペグと読む。静止画の画像データの圧縮方式の一つ。または、それを開発した組織の名称。インターネット上で広く普及している。

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ジェネレーター

発電機のこと。機械的エネルギーから電気エネルギーを取り出す装置。場合によっては、オルタネーターやダイナモとも呼ばれる。

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磁化曲線

磁束密度Bと磁界Hの関係性をあらわした曲線のこと。BHカーブとも呼ばれる。磁界Hを0から徐々に大きくしていくと磁束密度Bは次第に大きくなり、飽和磁束密度Bmに到達する。ここで今度は磁界Hを除々に小さくしていくと、0になってもBは0にならず、Brが残る。これを残留磁束密度と呼ぶ。そのまま磁界Hを反対方向に増加させていくと、Hcで0になる。このHcを抗磁力、保磁力と呼ぶ。さらに磁界Hを強めると飽和に至る。ここから磁界を減少させ、もとに戻していくと、これまでの変化経路と原点に対して対称な経路で正方向の飽和に至る。この磁化曲線のループをヒステリシスと呼ぶ。

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時間軸補正

映像をテープに記録した場合、記録、再生時にテープがわずかに伸縮しているため、再生信号にはジッターと呼ばれる揺れや歪み成分が含まれてしまう。この状態では単に映像が乱れるだけでなく、スムーズで安定したミックス、ワイプ等の切替や合成が出来ない。そのため、この変動を電子的に補正する装置としてTBC(Time Base Corrector)が用いられる。原理としては、元の時間軸信号に代えて、別の基準信号に合わせて映像を出力するというもの。

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時間尺

もともと尺貫法の基準となる単位のことだが、ここでは時間の長さのこと。映像・放送業界ではカットやシーンなど映像の長さのことを指す。

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時間順次方式

テレビ放送に一般的に用いられている信号の伝達方式の一つ。一般に、画面を縦、横に数万個という画素に分け、それを左から右へ、上から下へ、という具合に順番に信号として伝達する方式である。技術的には、各列の最後に水平同期信号(Hシンク)を、画面の終わりには垂直同期信号(Vシンク)を加えることで、送出された信号を受像側でも完全に同期することが出来る。

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磁気記録

磁気媒体に音声や映像の電気信号を記録すること。アナログ式ではテープを、デジタル式ではフロッピーディスクやHDDを用いる。

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色差信号

RGBの信号から輝度信号成分を減じた信号。輝度に対して色の分解能が低い人間の特性を生かして、情報を圧縮しても、画質にそれほどの変化を感じず、伝送や記録の効率化を図れるため広く用いられている。

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指揮者

オーケストラや合唱、ビッグバンド等で、各パートの演奏をコントロールし、音楽全体の表現を行う人物。

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色相

赤、青、黄など色の様相の相違のこと。色の3属性のひとつ(他は彩度と明度)。特定の波調が際立っていることにより生じる、色の違いのことである。HUE(ヒュー)とも呼ばれ、H、hと略される。

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磁気ディスク

HDDやフロッピーディスクといった外部記憶装置に利用されているディスク。円盤型の薄い樹脂に磁性体を塗ったもの。同密度のCDやDVD、BDといった光ディスクよりもデータに高速でアクセスできる。

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磁気テープ

磁気記録用のテープ。厚さは10〜20μm程度。プラスチックの上に数μmの均一な磁性層を形成したものである。

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磁気特性

磁界Hと磁束密度BによるBHカーブのこと。平行四辺形のような形になる。磁気テープ用の材料としては縦長の長方形に近づくことが望ましい。

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色度図

色を確実に伝えるために、色を数値で表す方法がとられている。これを座標空間で表した図を色度図(しきどず)と呼ぶ。国際照明委員会(CIE)が制定している。

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色副搬送波

日本、アメリカ等におけるアナログテレビ放送で採用されているNTSC方式において、色信号を多重するために使用する約3.58MHzの搬送波。カラーサブキャリア。

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磁気ヘッド

磁気記録を行うために電気信号を磁気の大きさに変換する装置。フェライト材やアモルファスなどで作られている。

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シグナルプロセッサー

多くの場合デジタルシグナルプロセッサー(DSP)のこと。デジタル信号処理専用のプロセッサー。特定の演算処理を高速で行うことを目的に設計されており、音声処理や画像処理用の機器に実装されることが多い。

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指向性係数

マイクの性能を表す数値。目的とする音を収音する能力を数値化したもの。純音で測定する。

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指向性・指向特性

方向に対する感度のこと。マイクロホンスピーカーなどの、方向に対する感度特性を表すもの。
マイクロホンの場合は、どの方向の音を拾いやすいかを表す。マイクロホンの特性の中でも基本的な項目といえる。指向性の種類としては、 無指向性単一指向性双指向性などが代表的。スイッチで指向性を切り替えることが出来るマイクロホンもある。指向特性の詳細は、製品規格表やカタログ等に円形のチャート(ポーラパターン)で記されている場合が多い。
指向性
スピーカーの場合は、どの方向に対して音を発するかを意味する。例えばラインアレイ・スピーカーシステムは、水平方向に広い指向性を持ち、垂直方向の指向性が狭いスピーカーを、縦一列に複数台組み合わせるシステム。また、ソフトウェアを使って指向性を変化可能なスピーカーシステムもある。

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仕込み

本番前にあらかじめ準備しておくこと。コンサート会場などに搬入した機材を設置、組立、接続して使用可能な状態に準備すること。アリーナやドームのコンサートでは多量の機材が持ち込まれるため、本番日の何日も前から入念な仕込みが行われる。対義語は撤収。

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仕込み図

仕込みの時に用いられる図。会場図に、スピーカー、アンプ、コンソールなど、搬入後に仕込む機材の設置場所や接続方法などを書き込んだ図面のこと。会場にもともと設置されている機器や、他社の担当する機器が書き込まれている場合もある。

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鎮(しず)

吊りバトン、ボーダーライトといった吊り上げて昇降する機構を用いる際に綱元でおもりとなるもの。カウンターウエイトともよばれる。

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システム位相

主にスタジオにおいては、各映像機器をスタジオの同期信号に同期させているが、この場合に機器単体だけでなく、システム位相の調整が必要になる。システム水平位相やシステムSC位相の調整が主なものである。

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システムSC位相

主にスタジオにおいては、各映像機器をスタジオの同期信号に同期させているが、この場合に機器単体だけでなく、システム位相の調整が必要になる。SCとはサブキャリア=副搬送波のことで、システムSC位相が合っていないと、システムの出力上は色相がずれているように見えてしまう。

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システム水平位相

主にスタジオにおいては、各映像機器をスタジオの同期信号に同期させているが、この場合に機器単体だけでなく、システム位相の調整が必要になる。システム水平位相が不一致であると、ブランキングが拡大したり映像が欠けるといった不具合が起こる。

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鎮枠(しずわく)

おもりである鎮(しず)を入れる枠。照明や大道具など、バトンに吊られるものの重さ分の鎮を積み上げる。

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磁性体

ビデオテープやカセットテープなどの磁気テープは、ペースとなるポリエステルのテープに磁性体を粉末状にして塗布または蒸着したものである。VHSテープなどは一般的にコバルト添加酸化鉄が用いられている。業務用の場合にはメタルテープと呼ばれ、鉄やコバルト、ニッケルの粉末が塗布されている。

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磁性体微粒子

ビデオテープやカセットテープなどの磁気テープは、ペースとなるポリエステルのテープに磁性体を粉末状にして塗布または蒸着したものである。この時、テープとして望ましい性能を引き出すために、磁性体微粒子の並び方を揃えたり、体積が小さい磁性体微粒子を用いる工夫がなされている。

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自然音

人工音と異なり、雨や雷のような自然現象、鳥や虫、動物の鳴き声のこと。

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自然音階列

金管楽器に用いられている原理で、一定の長さのパイプで音階を作り出すこと。

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磁束密度

磁場とも呼ばれる。磁力の単位面積あたりの面密度のこと。単位としては、長い間ガウスが用いられてきたが、1997年からガウスの商取引等での使用は禁止され、テスラに替わっている。

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仕出し

ちょい役、がやとも呼ばれる、本編とは関係性の低い役柄のこと。

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ジッターノイズ

Jitter Noise。デジタルオーディオ機器において、ワードクロックが安定せず、クロック信号に時間的な揺らぎがランダムに含まれ、時間軸にずれが生じることで起こるノイズのこと。

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室内管弦楽

10〜20人程度の人数で編成されたオーケストラのこと。チェンバーオーケストラ、チェンバーアンサンブルとも呼ばれる。

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自動トラッキング

再生される高周波数の最大値を追従するサーボ(自動機構)で、トラッキング調整の手間を省くとともに、収録環境と温度や湿度などが異なる場合や長期間保管していたテープの再生も最適に行うことが出来る機能である。

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視度調整

ビデオ撮影を行うにあたって、ビューファインダーを適正に調整すること。通常、レンズが2枚組み込まれており、片方を前後に移動させることで調整を行う。

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シナリオ

脚本のこと。人物の台詞や動き、場面の構成等が書き込まれたもの。台本とも呼ばれる。

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シネオン

イーストマン・コダック社のデジタルフィルムワークステーションの名称。撮影したフィルムを高解像度でスキャンし、デジタルデータをワークステーションとソフトウェアで加工、再びフィルムに記録することができる。

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シビランス・コントローラー

エフェクターの一種。ディエッサーとも呼ばれる。シビランスとは子音のことで、音声に含まれる耳障りな高周波成分を抑えるもの。原理としてはフィルターで子音を検出し、コンプレッサーで抑えこんでいる。

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GIF

Graphics Interchange Formatの略。静止画の形式の1つ。アメリカのCompu Serveという通信会社によって開発れたビットマップ画像のフォーマット。256色までしか表現できないが、指定色の透過や、アニメーションとして複数の画像を順次表示させるなどの機能がある。

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絞り

ビデオカメラ、フィルムカメラにおいて、最適な映像レベルを得るために、絞りをコントロールして撮像素子に入る光量を調整する。アイリスとも呼ばれ、自動で調整することも出来る。

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下手(しもて)

客席からステージに向かって左手側のこと。右側を上手(かみて)という。例えばツインギターの場合、ギタリストの立っている位置によって上手ギター、下手ギターなどといって区別することができる。

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シャープ

音の変化記号の一種。嬰(えい)記号。半音上げるという意味を持つ。#と表記する。

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遮音

外部に音が漏れないように、あるいは内部に音を入れないようにすること。音を透過させないこと。防音。

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遮音特性

物質によって音の透過には特徴がある。これを遮音特性という。コンクリートやガラス板は遮音特性が良く、音を通しにくい。反対に、カーテンやグラスウールは遮音特性が悪く、音を通しやすい。音の吸収を表す吸音特性もあるが、吸音特性が良くても必ずしも遮音特性が良いとは限らない。

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もともと尺貫法の基準となる単位のことだが、今日では物の長さのことも尺と呼ぶ。映像・放送業界ではカットやシーンなど映像の長さのことを指す。

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弱電源

弱電とも呼ばれる。強電源の反対語。ラジカセや携帯音楽プレーヤーなど数V〜十数V程度の電圧を扱うもの。これらの機器にはACアダプターや乾電池、充電電池用いられることが多い。

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ジャック

ケーブルのコネクターの形状でピンが凹型(メス)のものをジャックと言う。ジャックの接続相手はプラグ

ジャック

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シャドー・マスク

カラーテレビジョンにおいて、RGBの3色の電子がそれぞれの蛍光体に当たるようにするための色選別フィルターのこと。薄い金属板に非常に小さい穴が多数あけられているもの。

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シャドーマスク型

カラーテレビジョンの方式の一つ。RGBの3色の電子がそれぞれの蛍光体に当たるようにするための色選別フィルターによりカラーを再現する。

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シャフリング記録

デジタルVTRをアナログVTRと比較した時の特徴の一つ。デジタル技術の問題点である誤信号による大幅な画像の乱れを、複数のヘッドにより、一定の規則によってシャッフルすることで解決する記録技術のこと。これにより、ヘッドの1つに問題が発生しても、画質がやや低下するが、画面が欠落するような大きなダメージになりにくくなる。

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ジャンプスキャン方式(テレシネ装置)

英ランク・シンテル社(現シンテル・インターナショナル・リミテッド)が開発した連続走行方式のテレシネ装置の一種。光源であるフライングスポットスキャナーのラスターを、連続走行するフィルムのコマに合わせて、ライトソース表面を移動させる。スウィングスキャン方式とも呼ばれる。日本では1978年にNHKと池上通信機(株)の共同開発でこの方式のテレシネを発表している。

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ジャンル

様式や種類のこと。特に、音楽や美術などの芸術分野において、形態の分類を行うために用いられる概念。

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Shure(シュア)

1.アメリカ・イリノイ州に本社を構え、フランクフルト、ロンドン、東京、香港、上海にも拠点を構える、音響機器のグローバル企業。1925年の設立から、80年以上の歴史を持ち、マイクロホン/ワイヤレスシステム/シグナルプロセッサー/イヤホンのブランドとして世界的に著名。
2.マイクロホンのスタンドとホルダーを取り付けるネジの規格で、直径5/8インチのネジ形状の通称。(変換ネジを参照。)
外部リンク Shure製品ページ(マイクロホン/ワイヤレスシステム)

Shure(シュア)

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収音

実際に発音されている音を、マイクロホンで電気信号として収集すること。

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集音マイクロホン装置

マイクロホンの付属装置の一種で、なべや傘、パラボラアンテナに似た形状のものである。遠方の音がこのなべ状の内面で反射し、焦点に設置されたマイクロホンで収音する。この装置は広い空間において有効で、超指向性マイクロホンよりも野外使用に向いている。

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重低音

コンサートなどで、腹部に響くような感覚を覚える場合、重低音のリズムの振動である場合が多い。もっとも、地面の揺れ、地響きなどは観衆の動きに起因する部分も多いと考えられる。一般的には、サブウーファーの音域である20Hz〜100Hz程度の周波数を指す。

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シュート

バトンやトラス、ポータルに吊り込むなどしてステージ上に設置した照明(灯体)の、方向や明かりの大きさなどを調整する作業のこと。フォーカス・シュートともいう。

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12弦ギター

弦が12本張ってあるギターのこと。通常のギターは6弦なので、2本のギターで同じ演奏をしているような効果が得られ、響きがより豊かになると言われる。

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周波数

1秒間に何回その振動が起こったかという、振動(波)の周期を表すもの。単位はHz(ヘルツ)。1 秒間に1回の往復振動をした場合は1Hz。1秒間に1,000回の往復振動をした場合は1,000Hz=1kHz(キロヘルツ)となる。
音(音波)及び放送波・光・X線などの電磁波は、周波数として表すことができる。また、ある一定の周波数の範囲を指して帯域(周波数帯域)という。

周波数

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周波数カウンター

周波数を計測し、十進法の数値で表示する機器。周波数の変化やばらつきも観察できる。オシロスコープやスペクトラムアナライザにこの機能が組み込まれている場合もある。

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周波数特性

周波数の変化によって、出力にどのような変化があるかを表したもの。スピーカーやマイクの場合、振動と電気信号の変換効率が変化する。

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周波数変調

アナログ変調方式の一つ。伝送する信号の振幅の変化に応じて、搬送波の周波数を変化させて情報を伝送する方式。Frequency Modulationの頭文字をとってFMともいう。ラジオのFM放送で用いられている変調方式。

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シューボックス型ホール

舞台を額縁のように囲み、客席と明確に区別するプロセニアムアーチを採用していない長方形のホールのこと。音響性能が比較的よく、収容人数が2000人以下程度のホールに多い。

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受像

電波を受信し、テレビ画面に像を作り出すこと。またはその像のこと。

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受像管

テレビを見るための電子装置。一般に、ブラウン管(CRT)を指す。カソードと呼ばれる部分をヒーターで熱し、電子を生成する。その電子は真空管の中を通り、その内側に塗られた蛍光体をたたくことで光を発生させる。外側から見ると映像として認識できるという仕組み。白黒、カラーの分類のほか、シャドーマスク、クロマトロン、トリニトロンなどいくつかのタイプが存在する。

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出力インピーダンス

インピーダンスとは電圧と電流の比のこと。単位はオーム(Ω)。Hi-Fiオーディオ機器では、接続される機器の出力インピーダンスより、入力される機器の入力インピーダンスが数倍以上高くなる。これは、機器を接続した場合に回路全体の電圧が必ず下がってしまうが、その度合いは、入力インピーダンスが高ければ高いほど低くなるからである。

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出力音圧レベル

そのスピーカーの能率を示す数値のこと。1Wの電気エネルギーを入力し、その出力を中心軸上の1mの距離においてマイクで測定する。単位はデシベル(dB)。

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シュリンカー

ビデオカメラ用のレンズにおいて、16:9、4:3といったアスペクト比を切替るための画角変換レンズ群のこと。

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純音

正弦波の音のこと。

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順光

照明の一種。対象の正面から光をあてる方法。鼻などの影が出にくく、効率的に必要な明るさを得られる。立体感に欠けるとも言える。しかし応用例として、女性の顔を美しく見せるために発泡スチロールなどの白い板に反射させたやわらかい光を順光で使うことがある。

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順次走査

走査とは信号化のこと。一般に、画面を縦、横に数万個という画素に分け、それを上から下へ、という具合に順番に伝達する方式である。

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順巻き

ケーブル類の巻き方の一種。8の字巻きとは異なり、ひたすらに巻く。

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消磁

テレビや映像管理に用いられるモニターは、ブラウン管面が帯磁することで色ムラが出ることがある。この時、消磁(デガウス)を行うことでこれを適正にする。

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消磁回路

テレビや映像管理に用いられるブラウン管のモニターで色ムラが発生した時に、消磁(デガウス)を行うことでこれを適正にする。そもそもこの色ムラはシャドーマスクと呼ばれるモニター内部の金属板が帯磁することで起こる現象で、銅線のコイルで小さな磁場を作り出し、これを消磁することで、画面の色ムラがなくなるのである。この回路がついていないモニターの場合には、携帯用のコイルを使うことでも解消できる。テレビの電源投入時にブーンとノイズのような音がし、画面が揺らぐのはこの消磁を行うことで発生した大きな電流の影響である。

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定式線

舞台の上手・下手(右・左)にある大臣柱を結ぶ線のこと。大道具はこの奥に設置される。

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定式物

その劇場に用意してある大道具のうち、寸法的に使い勝手の良い、応用の効くもののこと。

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蒸着テープ

ビデオテープやカセットテープなどの磁気テープの一種。ポリエステルのテープにコバルトやニッケルなどの磁性体金属薄膜を真空蒸着したもの。MEテープとも呼ばれる。

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焦点深度

ビデオカメラやフィルムカメラにおいて、ピントを合わせた前後でも、像のボケが許容錯乱円より小さい範囲内ではピントが合っているように見えること。

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照度

平面に照射された光の明るさのこと。単位はルクス(lx)またはルーメン毎平方メートル (lm/m2)。

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照明卓

ステージを演出する照明、灯体をオペレートするためのコンソール。点灯・消灯だけでなく明るさを調整する。近年ではDMXと呼ばれうデジタルコントロール信号規格が普及し、それを利用することで接続が容易になっている。また、設置後も灯体の向きを自在に変えることが出来るムービング・ライトをコントロール出来る卓をムービング卓として区別することもある。こちらは照明の色や演出を操作できる場合が多い。

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照明の分類

照明は大きく一般照明と演劇照明に大別できる。一般照明は建築、道路、スポーツ、広告照明などであり、これらは明るさ、色、効率、光源の種類に比重が置かれる通常の照明である。一方、演劇照明は舞台、写真、映画、テレビ照明などであり、光による芸術性を目的とし、画面内の人物の心理表現や感情表現を行うものである。

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照明プランニング

ドラマにおいて、ライティングの果たす役割は大きく、事前の入念な準備が行われる。具体的には、演出の意図に沿ってドラマのテーマを映像化するプランの作成、色調や画面トーンなどの映像設計の決定、カメラの露出基準の決定、各シーンのライティング場所の決定、照明の全体予算の決定などの手順を踏む。

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ショカーリョ

両手で持って振るシェイカー。大規模なサンバカーニバルなどで用いられる。

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初期反射音

アーリーリフレクションを参照。

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女声ヴォーカル(ボーカル)

女性の声、あるいはその歌。女声合唱となる場合はソプラノ、メゾソプラノ、アルトの3部合唱が一般的。

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女声コーラス

女性の声のコーラス。コーラスはそもそも合唱を指す言葉だが、現在ではバックグラウンドヴォーカルを指す場合が多い。

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ショットガンマイクロホン

超指向性など、鋭い単一指向性マイクロホンのこと。銃のように細長い形状をしていることからついた呼称。
遠隔収音が可能で、スタジオ収録をはじめロケーション収録やライブレコーディングなどでも用いられる。専用アクセサリーとしてウインドスクリーンやウインドジャマーなど風防が充実している物も多い。
外部リンク AKG(マイクロホン/ヘッドホン/ワイヤレスシステム)
外部リンク DPA Microphones(マイクロホン)
外部リンク Shure(マイクロホン/ワイヤレスシステム)

ショットガンマイクロホン

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シリアル接続

直列に接続する方法。スピーカーやライト等の機器は、回路上、抵抗として扱われる。並列に接続する場合はパラレル接続と呼ばれる。

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シリアル・リモート

時分割したデータの中に制御コマンドを入れる制御方法。パラレル・リモートに比べて制御ケーブルの芯数が少なくて済むが、高価で整合性が取りにくい。

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シリアル・リモート・パッチ盤

パッチ盤の一種。VTRやテープ・レコーダーのシリアル・リモート端子を使用して、コントローラーやシンクロナイザーで多数のマシンをコントロールする際に用いられる。D-sub9ピン・コネクターが表面に並ぶ。

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シリパラ接続

直列と並列が混在する接続方法。スピーカーやライト等の機器は、回路上、抵抗として扱われる。

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白黒信号

輝度信号のこと。コンポーネント映像信号においては、輝度信号のほか、色信号と同期信号に分解される。日本、アメリカが採用しているアナログテレビ放送方式NTSCは、輝度信号と2つの色差信号で構成されている。

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白黒テレビ

映像が白黒であるテレビ受像機もしくはテレビ放送のことである。日本では1953年2月1日に放送が開始された。

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シロフォン

ザイロフォンとも呼ばれる木琴の一種。マリンバよりも高い音を担う。

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舞台間口の中心点から、舞台奥に引かれた中心軸上の中央部分のこと。

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シンク

同期信号のこと。走査によって分解された画面を受信側で再構築するための命令となる信号。

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真空管

ガラス・チューブ内に複数の電極を設置して、内部を真空または低圧にした電気、電子回路用の能動素子のこと。チューブとも呼ばれる。音響においては、アンプやエフェクター、コンデンサーマイクロホンなどで使われている。ST管、GT管、MT管といった種類が存在する。

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シンクジェネレーター

同期信号発生器。ビデオ映像は、画面を構成する上で、水平走査と垂直走査の極めて正確なタイミングでの組み合わせが求められる。そのため、一つの同期信号に全ての機能や機器を合わせる。他の機器を接続する場合はGEN LOCKと呼ばれる外部同期機能をONにする。

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シンク録音

マルチトラック録音の一種。マルチトラック録音を指すこともある。これは、音のかぶりを避けるために、色々な音源を一つずつ異なる時間軸で録音する方法である。その際、既に録音したトラックに同期を取りながら録音するため、シンク録音と呼ばれるようになった。

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シンクロナイザー

マスターとスレーブのタイムコードを同期させる装置。これにより、映像の切替時のノイズ発生を抑制する。

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人工音

自然音と異なり、自動車や踏み切りの音や、工事現場の騒音などのこと。

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シンコペーション

例えば4/4拍子の場合、常に1拍目と3拍目が強拍となる一定のリズムになるが、これにタイやスラーで変化を付けてリズムの強弱をずらすことをシンコペーションと呼ぶ。その部分が強調されたり、スピード感を出すことができる。先述の例において、小節の最後の音符を伸ばし、次の小節の1拍目を弱拍とする場合などを、「食う」、「つっこむ」と表現することがある。

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シンセサイザー

Synthesizeの合成するという意味の通り、電子工学的方法により楽音を合成する機器・電子楽器のこと。ミュージック・シンセサイザー。シンセ、音源などとも呼ばれる。
基本的に、電圧の高低により音の3要素を変化させる電子機器であるが、その仕組みが複雑なことも手伝い、音声合成の方式などで多くの種類が開発・発売されている。
音源モジュールと演奏するためのインターフェイス(鍵盤)が一体となったキーボードモデルが一般的にイメージしやすいが、音源モジュールのみのモデルやラックマウント型などもある。また、ギター型、ドラム型、サックス型、ショルダーキーボード型など様々なコントローラーが存在する。

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シンセビジョン

複数の映像を合成する場合、クロマキー合成が用いられるが、背景と前景を別のカメラで撮影しているため、一方でズームやフォーカスを行うと、不自然になる。そこで、前景をブルーバックで撮影し、撮影時のカメラ動作をデータ化、このデータに基づいて背景を連動させることであたかも1台のカメラで撮影しているかのような映像を作る装置。

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振動源

外部からのエネルギーにより、振動する部分のこと。音の発生源となる。

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振動板

ダイアフラムのこと。

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振動ミラー方式(テレシネ装置)

連続走行方式のテレシネ装置の一種。連続走行するフィルムのコマ上に、フライングスポットスキャナーのラスター像を、可動ミラーを反射させて結像させる。

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シンバル

円盤型の打楽器の一種。金属製。同じものを2枚用意し打ち鳴らすほかに、手指用の小型のもの、ドラムセットの一部としてホルダーに設置しスティックで叩くなど、種類や奏法は多様に存在する。

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振幅変調

AM(Amplitude Modulation)。変調方式の一つで、情報を、搬送波の強弱によって伝達する。

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唇リード楽器

管楽器の分類の一つ。リードとは振動源のことであり、演奏者の唇自体が振動源となる楽器を指す。具体的には、金管楽器であるトランペット、トロンボーンなどが該当する。

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
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