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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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」から始まる用語

用語解説

DRM

デジタル著作権管理のこと。Digital Rights Managementの略。デジタルデータの違法コピーを防止するコピーガードと異なり、ファイルのコピーが出来ても再生や閲覧が出来ないようにする技術のこと。

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TIFF

Tagged Image File Formatの略。静止画のファイル形式の一つ。ティフ。拡張子は.tif。

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DPA Microphones(ディーピーエーマイクロホンズ)

デンマークのマイクロホンのブランド。1992年にブリューエル・ケア(B&K)から独立し、音楽用マイクロホンを専門とするDanish Pro Audioが設立された。その後、社名を現在のDPA Microphonesに改めた。社名にもMicrophonesと明記している通り、高品質な音響用マイクロホンに特化している。
外部リンク DPA Microphones製品ページ(マイクロホン)

DPA Microphones(ディーピーエーマイクロホンズ)

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dbx(ディービーエックス)

アメリカのシグナル・プロセッサーのブランド。独自のノイズリダクションシステムを始め、多くのオーディオ・ツールをプロの現場に送り出している。
外部リンク dbx製品ページ(シグナルプロセッサー)

dbx(ディービーエックス)

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DAコンバーター

デジタル信号をアナログ信号にする変換回路のこと、およびそうした回路を備えた装置のこと。D/Aコンバーターと表記したり、DA変換器、DAC(ダック)と言うこともある。

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DAW

デジタルオーディオワークステーション(Digital Audio Workstation)の略。音楽制作の録音や編集などの各プロセスをデジタル環境で行う統合的なシステムのこと。Pro Toolsなどのプロ用から個人でも扱えるレベルまで様々なソフトウェアが存在する。

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DA変換

デジタル信号をアナログ信号に変換すること。DAコンバーター(DA変換器)を使って変換する。

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DSK

ダウンストリームキーヤー(Down Stream Keyer)の略。テレビ放送運行中に、ニュース速報や時計情報などをスーパーするために用いる装置。

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TSC

Television Signal Converterの略。テレビ方式の変換装置のこと。国によって異なるテレビ方式を変換して見られるようにする装置。

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DSD

Direct Stream Digitalの略。Super Audio CDに使われている音声信号の記録方式。

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ディエッサー

エフェクターの一種。ボーカルのサ行やツなど高音がきつい音を聴きやすくするために用いる。耳障りな高周波の成分を抑えるために、フィルターで子音を検出し、コンプレッサーで抑えこんでいる。

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DSP

デジタルシグナルプロセッサー(Digital Signal Processor)の略。デジタル信号処理専用のプロセッサ。特定の演算処理を高速で行うことを目的に設計されており、音声処理や画像処理用の機器に実装されることが多い。

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DL

1.DLコネクター。マルチコネクタの1種。オスとメスが同じ形状をしているのが特徴。
2.ダウンロードの略称。

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DLPプロジェクター

表示装置の一種で、DMDを用いたプロジェクターのこと。DLPはDigital Light Processingの略で、米国Texas Instruments社の登録商標である。百万以上にもなる極小のミラーひとつずつを画素とするデバイス「DMD(Digital Micromirror Device)」を中核とするプロジェクターで、光源となるランプをDMDに当て、各ミラーの反射光をランプを通して拡大しスクリーンなどに投影する仕組み。液晶プロジェクターと市場占有率を二分している。

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低音カットスイッチ

マイクロホンの付加装置の一つ。低音域を減衰させることで、ボーカル収音に適した周波数特性に切り替えることが出来る。M(Music)、V(Voice)などと表示される。

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ディケイ

シンセサイザーにおけるADSRの2つ目。音の減衰を設定するパラメーター。サスティンレベルまでの時間。

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ディザ

アナログからデジタルへ変換する際の誤差を減らすために、元のデータに意図的に加えられえる誤った信号・データのこと。ノイズ成分。デジタル機器を用いた音響や映像の分野で用いられる。

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定在波

音が反射する空間では、直接波に反射波の干渉がおこるため、リスニングポイントによって、特定の周波数帯域の音圧が増加するポイント(音波の振幅が大きくなってしまう部分)と、音波が打ち消しあって音圧が減少するポイント(音波の振幅が小さくなってしまう部分)が出現する。このような空間的な振幅の分布を定在波という。
干渉が大きいと、音が濁って聴こえたり、原音を正確に聴取できない可能性がある。定在波は、狭い部屋や、平行に向かい合う面(壁・床・天井など)がある空間で発生しやすい。波長が長い低音域では特に問題となり、ブーミングの原因ともなる。部屋の設計時の工夫や、壁の吸音性を高めるといった対策をとることで、定在波の発生を低減できるため、レコーディングスタジオなどでは、綺麗な四角形の部屋は少ない。
理論上、定在波が起こる周波数は、「音速」を「部屋の面と面の距離の2倍」で割った数の整数倍である。例えば、部屋の壁と壁の距離が5m、音速を340m/sとすると、340÷(5×2)=34Hz。この部屋で定在波がおこる周波数は34Hzと、その整数倍の68Hz、102Hz、136Hz、170Hz・・・・・などとなる。
なお、障害物が存在せず音の反射がおこらない自由空間では、定在波の問題はおこらない。

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D-Sub

コネクターの種類のひとつ。Dサブコネクター。台形の形状の中に多数のピンが並んでいるタイプのコネクターで、左右のねじでロックをする。台形部分がアルファベットのDに似ていることからこう呼ぶ。VGA端子ともいう。

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DG

Differential Gainの略。微分利得歪み。輝度レベルの変化に対する副搬送波の振幅応答の変化のこと。

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DC

電流直流のこと。Direct Currentの略。時間によって大きさは変化するが、流れる方向は変化しない電流。

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DCT

Discrete Cosine Transformの略。離散コサイン変換ともいう。デジタル圧縮技術の一つ。

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ディスクレコーダー

ハードディスクレコーダー。映像を記録、編集する際に用いられる。また、デジタル・ミキシング・コンソールと一体化しデジタル・オーディオ・ワークステーションの一つの機能となっている場合も多い。

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ディスコグラフィー

ミュージシャンの歴代のCDシングル・アルバムやDVD等の目録。これを見れば、そのミュージシャンが今までどのような作品を発売してきたのかが分かる。ホームページ等では、ディスコグラフィーのページで、各曲の視聴ができることもある。

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ディストーション

1.エフェクターを使用して、音声を歪みのある音に加工すること。また、そのエフェクター。
2.光学レンズにおける収差の一つ。直線が直線でなくなるなどの歪みのこと。

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ディスプレイ

映像表示装置のこと。ブラウン管(CRT)、プラズマ(PDP)、液晶(LCD)、エレクトロルミネッセンス(EL)、蛍光表示管(VFD)、発光ダイオード(LED)など様々な種類が存在する。

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D端子

コンポーネント(Y/Pb/Pr)信号を1つの小型端子にまとめたもの。Dが付くことからデジタルと勘違いされやすいが、内部の信号はアナログ。形がDに似ていることからD端子という。

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D値

遮音性能を評価する価。数値が大きいほど遮音性能が優れていることを表す。JIS(日本工業規格)で規定されている。Dr値とも。

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低搬送波FM記録

放送用にはない家庭用VTRの特徴の一つ。家庭用VTRではヘッドとテープの相対速度が低いため、記録帯域が広く取れない。これを解消するための工夫である。

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DP

Differential Phaseの略。微分位相歪み。輝度レベルの変化に対する副搬送波の位相変化のこと。

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DVI

Digital Visual Interfaceの略。各種ディスプレイ、プロジェクター等のインタフェースの標準的な規格。無圧縮のデジタルビデオをディスプレイに伝送できるように開発された。

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DVE

デジタルビデオエフェクト(Digital Video Effect)の略。映像ソースにデジタル特殊効果を加える装置のこと。スイッチャーなどに内蔵されていることも多い。

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DVC

デジタルビデオカセット(Digital Video Cassette)の略。家庭用のVTRの規格の一つで、デジタル方式で映像と音声を記録するDV規格のための記録メディア。

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DVD

デジタルバーサタイルディスク(Didital Versatile Disc)の略。CDと同じ直径12cmで、デジタルデータの記録メディア。1996年に登場し、VHSにかわって普及している。また、次世代DVDと呼ばれるBlu-rayDisc・HDDVDも登場している。

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Tape to Tape編集

その名の通り、テープからテープへコピーする編集方法のこと。リニア編集ともいう。

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DRAM

ディーラムとよむ。Dynamic Random Access Memoryの略。RAMの一種の記憶素子。揮発性のメモリで、電源供給がなくなると記憶情報が失われる。

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ティルト

上下にカメラを振ること。左右の場合はパンと呼ぶ。

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ディレイ

反響音をシミュレートするエフェクターの一種。

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ディレイスピーカーシステム

大規模なコンサート会場などで、後方の客席へ音を届けるために設置するスピーカーと、そのシステムのこと。ディレイは遅延という意味。
コンサート会場の前方(ステージ脇)のメインスピーカーと、会場後方(客席後方)のディレイスピーカーからは、共に「客席へ聞かせる音」が出ているが、ディレイスピーカーの音は、メインスピーカーの音よりも遅らせた音を鳴らすため、ディレイスピーカーと呼ぶ。
会場が広く、ステージから客席の後列までの距離がある場合、ステージ周りに設置したメインスピーカーだけでは、遠方の客席をカバーできない場合がある。全ての客席に均一な音を届ける目的で、後方客席に向けてディレイスピーカーを設置する。
音には伝達速度があり、メインスピーカーから出た音が、会場後方へ届くまでには時間がかかる。メインスピーカーの出音が、ディレイスピーカーの位置に到達するタイミングで、ディレイスピーカーから音を発するよう、到達時間を計算してディレイ・マシンなどで遅延を設定した音をディレイスピーカーから鳴らす。

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ディレイタワー

ディレイスピーカーのこと。または、ディレイスピーカーを設置するために組む櫓(やぐら)のこと。

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ディレクター

スタジオなどの製作現場で実際に指示を与え、仕事を進めていく者。制作内容、予算、広告等を総合的に企画するプロデューサーとの線引きは難しく、同じ人物が行う場合もある。

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ティンパニ

半球形の胴体に脚がついた太鼓。他の太鼓に比べて、音程を聞き取りやすい。

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ティンバレス

片面太鼓を横に2つ繋いだ形の打楽器。リムと呼ばれる枠と膜を同時に叩くリムショットが多用される。

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テールアウト

収録済テープにおいて、記録内容の最終部がテープの巻き終わりになっている状態で巻くこと。マスター巻きとも言う。対義語はヘッドアウト。

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デガウス

テレビや映像管理に用いられるモニターは、ブラウン管面が帯磁することで色ムラが出ることがある。この時、デガウス(消磁)を行うことでこれを適正にする。

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デガウス回路

テレビや映像管理に用いられるブラウン管のモニターで色ムラが発生した時に、デガウス(消磁)を行うことでこれを適正にする。そもそもこの色ムラはシャドーマスクと呼ばれるモニター内部の金属板が帯磁することで起こる現象で、銅線のコイルで小さな磁場を作り出し、これを消磁することで、画面の色ムラがなくなるのである。この回路がついていないモニターの場合には、携帯用のコイルを使うことでも解消できる。テレビの電源投入時にブーンとノイズのような音がし、画面が揺らぐのはこの消磁を行うことで発生した大きな電流の影響である。

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適正照度

通常、ビデオカメラは反射率83%の白い被写体を撮影したとき、映像信号が100%のレベルになるように調整されている。このときの被写体照度を適正照度という。カメラレンズの絞りの値によって適正照度がかわる。

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手切り編集

アナログ録音テープの編集方法の一つ。デルマトグラフという筆記具を用いてテープに印を付け、その部分をはさみ等で直接切り分けた後、スプライシングテープで貼り合わせることで編集する方法。ダビング編集と比べ、マスターテープを直接編集することで高音質を維持できる。デジタル録音のテープでも行うことが出来る。

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テクニカルディレクター

音や映像、照明などの技術的な内容の責任者。

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テクニカル・リハーサル

コンサートや芝居などの舞台で、舞台装置や道具・照明の動き、ステージの転換、音響、映像などの技術面を本番と同じ内容で行うリハーサルのこと。テクリハ、テクなどと略すこともある。
裏方の人間(技術スタッフ)のみで行う場合もあれば、演奏者や役者など出演者と一緒に行う場合もある。演出に特殊な舞台装置や、大掛かりな装置が使用されている場合など、安全面により高い注意を払う必要がある公演では、テクニカル・リハーサルが必須となる。

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デコーダー

エンコーダーによって変換された情報・データを、元の形式に戻す装置やソフトウェアのこと。複合器とも言う。
デジタル音声信号をアナログに変換するD/Aコンバーターなどがこれにあたる。

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デコード

エンコードされた情報やデータを、変換して元の形式に戻すこと。復号とも言う。
圧縮されたデータの復元や、デジタル信号のアナログ変換、暗号の解読などもデコードにあたる。

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デシ

デシベルを略してこう呼ぶ。「あと4デシちょうだい」など。

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DiGiCo(デジコ)

2002年にイギリスで設立されたSRデジタル・ミキシング・コンソールのブランド。音質、操作性、拡張性などにおいて高いクオリティーを発揮し、世界中で多くのエンジニアに支持されている。
外部リンク DiGiCo製品ページ(ミキシングコンソール)

DiGiCo(デジコ)

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デジタイズ

デジタル化、電子化。例えば、ビデオのノンリニア編集にあたって、編集前に素材をハードディスクに取り込むこと。この段階で必要な素材を取捨選択し整理する。

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デジタル

信号の変化を数値として表すこと。対義語はアナログ。例えば、録音メディアなら、カセットテープはアナログ、MDはデジタルである。コンピュータをはじめとしたデジタル機器では、全てこのような方式によってデータが処理されることによって、処理のスピードアップや処理量の向上をはかることが可能になった。

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デジタル圧縮

デジタル信号の信号量を削減すること。ファイルの保存や通信、伝送において有利になる。オーディオではMP3、ATRACなど、静止画ではJPEG、GIF、PNGなど、動画ではMPEG、MPEG2など、パソコンファイル上ではZIP、LZHなどが普及している。

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デジタル映画

フィルムカメラではなくビデオ機材を使って撮影、制作される映画のこと。また、上映、配給にフィルムを使わない映画のこと。デジタルシネマとも呼ばれる。

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デジタルカメラ

撮像素子によって撮影し、画像をデジタルデータとして記録するデジタルスチルカメラ。最近では動画を撮影することも可能になっており、デジタルビデオカメラとの区分は難しいが、一般に、静止画撮影に重点を置いたカメラを指す。

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デジタル・コンソール

デジタルコントロールドアナログコンソールと、フルデジタルのコンソールに分けられる。後者はINPUTもすべてでデジタルだが、前者はアナログで入力される信号をデジタルコントロールする。

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デジタルサイネージ

次世代の広告方法の一つ。ネットワークを用いた電子看板などのこと。通信、表示にデジタル技術を用いており、表示情報を遠隔操作できる。

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デジタル信号

0と1で構成される信号。離散信号を量子化したもので、アナログ信号から変換されることも多い。

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デジタルスイッチャー

デジタルフォーマットを取り扱えるビデオスイッチャーのこと。デジタルビデオエフェクトなどの機能を含んでいる場合もある。

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デジタル特殊効果装置

DVE(デジタルビデオエフェクト)、DME(デジタルマルチエフェクト)とも呼ばれる。画像や映像をデジタル処理して特殊効果を付与する装置。

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デジタルビデオエフェクト

DVEと略される。DME(デジタルマルチエフェクト)とも呼ばれる。画像や映像をデジタル処理することで付加する特殊効果、またそのための装置。

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デジタルビデオカセット

DVCと略される。家庭用のVTRの規格の一つで、デジタル方式で映像と音声を記録するDV規格のための記録メディア。

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デジタルビデオディスク

ディスクにビデオをデジタル記録するメディアのこと。DVDを指す場合もあるが、正確にはDigital Versatile Disc(デジタルバーサタイルディスク))であるため、誤りである。

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デジタルVTR

デジタル形式でビデオ信号を記録するVTR。D1-VTRをはじめ、D2、Digital BETACAM、DVCAMなど様々な規格が存在する。

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デジタルベータカム

1993年にソニーが開発したデジタルVTRの規格の一つ。デジベ、デジベタなどと略される。

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デジタル放送

無線局からデジタル方式の放送波を用いて放送するテレビ放送やラジオ放送のこと。アナログ放送と同じように電波を使った伝送で、インターネット放送、ケーブルテレビ、IPTVなどは含まれない。
日本の地上デジタルテレビ放送(地デジ)は、2003年12月1日に関東・近畿・中京で放送が開始され、2006年12月までに全都道府県の放送が開始された。テレビ方式はISDB-T。
日本の衛星デジタル放送には、BSデジタル放送、CSデジタル放送、2.6GHz帯域衛星デジタル音声放送(2009年3月末に放送終了)などがある。

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デジタルマルチチャンネル

放送衛星を利用することによるデジタル放送のマルチチャンネル化のこと。

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デジタルミキシングコンソール

デジタル回路、デジタル信号を用いるミキシングコンソール。アナログと比較すると、ノイズレベルが低いほか各種エフェクトのかかり具合が良いこと、利便性が高いこと等メリットが多いため、近年ではPA、放送の現場で主流となっている。

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デジタルリマスター

アナログ盤の原音やマスター映像フィルムなどをデジタル化し、音質や画質を向上させること。

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デシベル

基準値と比較し、一般的な会話の音量は約60デシベルであり、オーケストラの大きな音は約80〜90デシベル、クラブやディスコでの大きな音は100デシベルにもなる。一方、20デシベル以下の音はほとんど聞きとることができない。

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dB

デシベル。電気工学や音響学などの分野で、2つの量を比較するために用いる単位。デシベルのベル(B)はアメリカの電気工学者で、電話の発明者として有名なグラハム・ベルに因んでいる。ベルの10分の1がデシベルだが、実際にはベルはほとんど用いられない。

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dBv

読みはディービースモールブイ。0.775Vを0dBとする単位のこと。dBuと同じ。dBvはdBVと混同してしまうことが多いため、dBuの表記を用いることが増えている。音声信号レベルの基準として、業務用オーディオ機器で利用されている。

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dBV

1Vを0dBとする単位のこと。音声信号レベルの基準として、家庭用オーディオ機器で利用されている。

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dBm

1mWを0dBとしたもの。例えばインピーダンスを600Ωとした場合、0.775Vを0dBとする単位。

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dBu

0.775Vを0dBとする単位のこと。dBvと同じ。

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デスクスタンド

マイクスタンドの一つで、机上などに置くタイプのもの。アナウンス等の収音に用いられる。

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デスクトップ・レコーディング

PCを使ってレコーディングすること。DTMと類義語。

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テストトーン

録音機器や放送機器のレベル調整、テストや計測などに用いられる、正弦波の音のこと。一般に1kHzの信号。基準信号などとも呼ぶ。
アナログの録音機器を使用していた頃は、テープの頭に基準レベルとして1kHz0VU、アジマス角及び高域調整用の10kHz、低域調整用の100Hzなどのテストトーンを記録した。放送分野でも、カラーバー(映像)や1kHz(音)が基準信号として機器の調整に用いられる。

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撤収

コンサートやイベントの本番終了後に、機材をバラして搬出を行い、現状復帰させた会場を去ること。また、会場から引き上げること。

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デッド

残響が少なく、音が響かない状態のこと。対義語はライブ。

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デッドポイント

音が聞こえにくい場所のこと。また、ワイヤレス機器が使えない場所のこと。

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出道具

開幕前から舞台に飾っておく子道具類のこと。

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テナー

男声で声域の高い声のこと。またその持ち主のこと。

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テナーサキソフォーン

サックスの中でも、男性的で豪快な音色を持っているとされる。多くのシーンでソロ演奏が行われる楽器である。

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テノール

男声の一番高い音域。テナー。

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テノールサクソフォーン

アルトの次によく用いられるサクソフォーン、音域はアルトよりも4度低い。テナーサキソフォーンとも呼ばれる。

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テノールトロンボーン

トロンボーンの中でも頻繁に用いられる。音域は男声に近いと言われている。

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デフォーカス

映像のフォーカスをあまくすること。ピント、焦点がずれ、ぼやける。またそのような効果を与えるエフェクトのこと。

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デモテープ

demonstration tapeの略。音見本として作られた録音物のこと。
作曲者や演奏者が、新曲の概要などを関係者に伝える目的で作成する音源や、音楽プロダクションと契約を結んでいないミュージシャンがオーディションを受ける時などにPR資料として作成する場合などがある。

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デルマ

色鉛筆の一種。ダーマトグラフ(DERMATOGRAPH)のこと。レコーディングスタジオなど、業界では「デルマ」という呼び方のほうが一般的。
オープンリールタイプの録音テープに、音頭や編集点の目印をつける際に使う。ダーマトグラフを参照。

デルマ

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てれこ

1.上下左右や順番、意見などが食い違ったり、ちぐはぐなこと。
2.テープレコーダーの略称。

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テレコンバーター

テレコン。ビデオカメラ用のコンバージョンレンズの1種。マスターレンズに取り付けることで、焦点距離を望遠側に伸ばすもの。

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テンションサーボ

VTRにおいて、テープの張力(テンション)を一定に保つ部分。テンションが弱いとヘッドとテープの接触が不安定になり、強いと摩擦が増加し回転ムラが発生する。また、記録時と再生時のテンションの差は画面を歪める原因となる。

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テレダインカメラ

映像の磁気記録・再生技術が発展する以前に、テレビジョン番組を記録するためにはブラウン管上の映像を映画フィルムに撮影しなければならなかった(キネスコープレコーディング)。しかし、テレビジョン信号は毎秒60フィールド/30フレームであるのに対し、映画フィルムは毎秒24コマであるために、5フィールドを2コマに露光しなければならず、これが問題となり、キネレコカメラは数多く開発された。テレダインカメラはその内の1つで多くの問題を解決している。
具体的仕組みとしては、まず、テレビジョン信号の第1、第2フィールドを映画フィルムの第1コマに記録する。第3、第4フィールドはデジタル技術により、わずかに遅延させて、第2コマに記録する。この遅延を利用して、フィルムかき落としの時間を稼ぐ。第5フィールドはスキップし、第6フィールドから同様に繰り返す。

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テレパソロジー

Tele(遠隔地)とPathology(病理学)を組み合わせた造語。遠隔病理診断システム。特殊な顕微鏡と画像伝送、通信技術などを組み合わせた病理システムである。

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テレビ

テレビジョンの略。Tele(遠隔地)とVision(視界)の組み合わせで、一般的には電波を介して静止画像や動画を受送信すること、またはそのための設備を指す。

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テレビ受像機

テレビジョン放送を受信するための機器。今日ではブラウン管型は減り、液晶やプラズマ型式が普及し、画面も大型化している。

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テレビの3方式

カラーテレビは国によって、放送方式が異なる。NTSC、PAL、SECAMの3方式のうち日本はNTSCを採用している。

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テレビ方式変換装置

カラーテレビの放送方式を変換するための装置。TSC(Television Signal Converterとも呼ばれる。

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テレフォトタイプ

ビデオカメラ用レンズの構成タイプの1つ。望遠レンズに採用される。前方に凸レンズ、後方に凹レンズを用いる。

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テロップ

字幕として、文字やロゴを画面上に重ねること。スーパーインポーズ(スーパー)とも呼ばれる。

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電圧

Eとして表される。電位の差のこと。単位はボルト(V)。

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電気

主に電荷の移動により発生する物理現象のこと。またその主体となるエネルギーのこと。

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電気楽器

楽器を演奏することで作られる振動を、電気エネルギーに変換して、増幅等を行った後スピーカーから発音する楽器のこと。エレキギターがその代表である。この電気楽器を間接電気楽器と分類し、電子楽器を純粋電気楽器と呼ぶ場合もある。

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電源周波数

ラジオやテレビの電子回路に干渉しノイズを生む元になる。それを防ぐためにテレビの毎秒像数を合わせる。アメリカでは60Hz、ヨーロッパでは50Hzだったため、テレビ放送方式が複数に分かれることになったといわれる。戦後の東日本では50Hz、西日本では60Hzだったため、日本は60Hzを採用したが、その後の研究開発で、電源非同期について先進国となった。

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電子楽器

振動源、増幅機構、拡散機構の全てにおいて電気エネルギーを用いる楽器のこと。純粋電気楽器とも呼ばれる。電子回路を振動源とし、音程・音量・音色を、演算によって生成・制御する。電子オルガンやシンセサイザー、ドラムマシン、サンプラー、テルミンなどが該当する。

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電子式デジタルエコーシステム

定評のあるコンサートホールなどの音響空間のデータを用いることで、入力音源があたかもそのホールで演奏されているかのようにシミュレートすることや、ディレイ音をフィードバックすることでエコーを本格的なリバーブレーションサウンドに発展させることが出来るデジタルシステム。

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電子ビーム

陰極線。ブラウン管テレビは電子ビームの走査によって画像を描き出している。真空管の陰極を熱して発生させた熱電子の高速な流れのこと。

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電子ビームフィルムレコーダー

カラーキネレコに続くフィルム録画の方法である電子ビーム録画を行う装置のこと。フィルムを真空中に設置し、電子ビームで録画する。

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電子ビーム録画

カラーキネレコに続くフィルム録画の方法。フィルムを真空中に設置し、電子ビームで録画する。

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電子編集

デジタル録音テープの編集方法。一種のダビング編集でありテープに傷を付けないが、音が劣化しない。デジタル録音テープはアナログテープのように手切りで編集することも出来るが、音質面、利便性、安全性など電子編集のほうが圧倒的にメリットが多い。

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天井埋め込みスピーカー

天井(または壁)に埋め込むタイプのスピーカーのこと。シーリングスピーカー。

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デンスケ

取材用の可搬型テープレコーダーの愛称。新聞に連載されていた漫画の内容で、街頭録音を行っていたことから愛称になったといわれる。

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電池チェッカー

電池の残量を確認するための装置。LEDが複数ついており、使用できるか判断できるようになっている。

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テンポ

演奏の速さ、スピードを示す用語。[4分音符記号]=120という様に記述し、この場合、一分間に120回4分音符を演奏するため、4分音符1つは1/2秒となる。他にもM.M.=120、120BPMなどと表現されるが、いずれも意味や指し示す速度は同じである。

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電流

電荷の流れのこと。

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電力

電流が行う仕事量のことを指す。単位はワット(W)。

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
用語の解釈は、地域や組織等によって異なる場合がございます。
当用語集は、異なる解釈を使用したその他の著書、サイト等の表現内容を否定するものではありません。