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音響・映像・ステージに関する専門用語や業界用語をご紹介します。

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用語解説

水酸化コバルト

磁気テープの磁性体材料の一つ。Co(OH)2。

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水晶体

人間の目、眼球の一部分。カメラで言うレンズにあたる役割を果たしている。

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水中マイクロホン

液体の振動を電気エネルギーに変換するマイクロホン。通常のマイクロホンは空気中の振動を電気エネルギーに変換しているため、構造は大きく異なる。

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垂直帰線期間照射

間欠走行方式のテレシネ装置のうち、等間隔かき落とし方式の一種。日本では、民間放送の開始当時にビジコンを撮像管とするカメラと組み合わせて用いられていた。

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垂直磁気記録方式

磁性体に対して垂直に磁化する方式。磁気ディスクにおいて長らく用いられている水平磁気記録方式よりも、安定的に大容量化が可能である。

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垂直同期信号

映像信号の一種。1フレーム(1画面)の区切りを示す信号。Vシンク。

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垂直ブランキング期間

映像信号を上から下へ、左から右へ、順々に画面を走査線に分解し送出する順次走査においては、一番下まで行った後に上まで戻らなければならない。この帰線のために設けられた時間が垂直ブランキング期間である。垂直帰線期間、Vブランクとも呼ばれる。

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垂直ブランキング幅

1フレームの総走査線のうち、有効走査線とならないものは、このブランキング幅によるものである。NTSCにおける垂直ブランキング幅の最大値は42本/フレームである。アナログハイビジョンにおいては90本/フレーム。

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スイッチ・アウト

照明のカット・アウト。一瞬のうちに、その場面で用いられている照明を消灯し、急激に暗転させること。ブラックアウトとも呼ぶ。

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スイッチ・イン

照明のカット・イン。一瞬のうちに、その場面に使用する照明を全て点灯させること。華やかな演出を一層派手に見せる方法として用いられる。

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スイッチャー

1.複数のカメラで捉えた映像を切り替えたり、混合させたりする機械装置のこと。放送業界における生番組や中継の際や、コンサートでの映像演出において効果的な演出を行うために使用される。
2.1.の操作を行う人のことを指すこともある。

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スイッチング

複数のカメラの映像をリアルタイムに切替えする手法。野球中継のように、現場の時間経過が製作時間とイコールになり、切替えられた画面どうしの結びつきも強い。反面、大量の機材や人員を同時に複数の場所に必要とする。

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水平同期信号

映像信号の一種。走査線1行の区切りを示す信号。Hシンク。

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水平ブランキング

映像信号を上から下へ、左から右へ、順々に画面を走査線に分解し送出する順次走査においては、一番右まで行った後に左まで戻らなければならない。これが水平ブランキングである。水平帰線、Hブランクとも呼ばれる。

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スーザフォン

低音域を担う金管楽器の一種。主にパレードやマーチングで用いられる。スーザフォーンとも呼ぶ。

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スーパーウーファー

サブウーファーのこと。

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スーパーカーディオイド

単一指向性のことであるカーディオイドの特性をさらに鋭くしたもの。側面の感度を落とす代わりに背面の感度をわずかに上げている。これにより音の回り込みを防ぎ、ステージ上ではハウリング・マージンを稼ぐことが出来る。

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スーパーカーディオイド

マイクロホン指向性の一つで、カーディオイドより指向角の狭い単一指向性のこと。狭指向性ともいう。
カバー角度は115°、感度が最も低い方向は126°、背面方向の減衰量は12dB。

スーパーカーディオイド

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スーパーツイーター

ツイーターよりもさらに高い超高音域を聴かせるスピーカーのこと。ドーム型、リーフ型、リボン型などが存在する。20kHzを超える音域は通常、人間の耳では聞き取れないが、楽器の倍音成分などが含まれるために間接的に音全体に影響するとされている。超高音域があることで、一般的には聴き心地が良い、温かみがあると表現されることが多い。

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ズームレンズ

焦点距離を連続的に変えることが出来るレンズ。

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素音(すおと)

エフェクターなどで加工していない生の音。

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スキャナー

写真や絵に光を当て、この反射光を電流の大小に変換することでデータ化する機器。また、テレシネの一種として映画フィルムを電子映像に変換する場合にも用いられる。

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スキャンコンバーター

一般に、パソコンの出力信号は放送規格と準拠していないため、スキャンコンバーターを用いて変換する。

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スキュー

スイッチャーやビジュアルエフェクターに搭載されているエフェクトの一つ。画像を平行四辺形に歪める効果。

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スコア

総譜のこと。フルスコアともいう。合奏、重奏において全てのパートをまとめた楽譜。

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スコーカー

スピーカーの一種で、中音域を聴かせるスピーカーのこと。ミッドレンジスピーカー。語源は、ネズミやリスの鳴き声、あるいはカラスの鳴き声であるとされる。

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スタジオ

そもそもはアトリエと同義で作品を作る場所のこと。現在では、音、映像、写真など様々な分野に広がっているが、それらのメディア作品を作成する施設のことを指す。

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スタック

積み重ねること。ラインアレイスピーカーを用いるにあたり、過重制限の厳しい会場ではフライングではなくグラウンドスタックする場合もある。

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スタックタイプ

ギターアンプベースアンプなど楽器用アンプの中で、アンプ部分とスピーカーキャビネットがそれぞれ独立した機器になっているもののこと。スタックアンプとも呼ぶ。
スタックタイプのアンプ部分をヘッドやアンプヘッド、スピーカー部分をキャビネットなどと呼ぶ。
また、アンプとスピーカーが一体になっているものをコンボタイプという。

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スタンダードMIDIファイル

シンセサイザーや電子楽器の音色、演奏等をデータとして記録するMIDIの規格に準拠したファイル。拡張子は「.mid」。多くの楽曲データのエディターやプレイヤーが対応しており、幅広く用いられている。

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スタンパ

レコード盤を作成するための金属原盤。マザーと呼ばれる原盤から作られ、レコードにおいて再生針がトレースする溝の部分が、逆に山形に突起している。その山形を利用して成型プレスを行うことでレコード盤を量産する。

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STUDER(スチューダー)

1948年にスイスで設立されたミキシングコンソールのメーカー。業務用音響機器の専門メーカーとして60年以上の歴史を誇るブランドであり、世界中のプロフェッショナルから信頼を得ている。
外部リンク STUDER製品ページ(ミキシングコンソール)

STUDER(スチューダー)

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すっぽん

花道にある小さい迫(せり)のこと。花道の舞台下(奈落)から出演者が登場する装置で、歌舞伎の場合、ここからは幽霊や化身といった通常の人間以外の役しか登場しない。

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スティールギター

ギターの一種。本体を水平に置いて演奏する。小型のものや、ペダルのついたものなども存在する。

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スティック(ドラムスティック)

ドラムセット等の打楽器を叩いて演奏するために用いる棒のこと。ドラマーによって使い方は様々だが、曲によって使うスティックを変えたり、指でクルクル回してパフォーマンスすることもある。
コンサートではしばしば、ギターやベースのピックと同様、観客席にプレゼントとして投げられることもある。運良くゲットできた人はラッキー。

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ステージ

舞台のこと。また、公演の回数の単位としても使われる。

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ステージディレクタ

ステージ上の動きを指示するスタッフのこと。

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ステージ・ライト

ステージ上から客席に向かって右側、つまり舞台下手のこと。

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ステージ・レフト

ステージ上から客席に向かって左側、つまり舞台上手のこと。

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ステータス・モード

大型のインライン・コンソールの機能の一つ。レコードやミックスといった作業環境に合わせて、マルチトラックやミックスといったバスの使用方法を変更できるモード。

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ステハン

ステージハンド。本番中に楽器の入れ替えなどで手伝うスタッフ。またはその補助行為のこと。

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ステレオ

1.ステレオフォニックの略。左右2台のスピーカーを両耳で聴く。イヤホン、ヘッドホンを左右の耳にあてるのもステレオ空間の再現と考えられる。ステレオ空間では、同じ音を左右で別のバランスにしたり、タイミングをずらすことで音に定位を付け方向を感じさせることや、音の広がりを感じさせることが出来る。
2.再生するためのスピーカー等、オーディオシステムのことステレオと呼ぶ場合も多い。

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ステレオフォニック

一般的には略してステレオと呼ばれる。左右2つのスピーカーで音声を再生する方式のこと。

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ステレオフォニック音響

ステレオフォニックによる音響のこと。一般的に左右2つのスピーカーで音声を再生する。

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ステレオホン

ヘッドホンの中で、耳に差し込む形のものをイヤホンと呼ぶのに対して、両耳に当てる形態のもの。一般的にはヘッドホンと呼ばれることが多い。

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ステレオ・マイク

1つのボディに2つのマイクを内臓したもの。2本のマイクを使用するより作業面で有利である上、マイクの特性に配慮する必要もなくなる。

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ストライプフィルター

単撮像素子カラーカメラに用いられるフィルター。赤、青、緑の非常に細かいストライプ状のフィルターである。

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ストライプフィルター方式

1つの撮像素子にストライプ状の赤、青、緑のフィルターを配列したビデオカメラの方式。RGBを分光しそれぞれに撮像素子を持たせるよりも低価格、コンパクトに抑えることが出来る。

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ストリーミング

音声や動画など、マルチメディアファイルを転送・再生する方法の一つ。通常ダウンロード完了後にファイルを再生するが、この方法ではダウンロードと再生を同時に行うため、待ち時間を大幅に短縮出来る。また、リアルタイムに撮影しているビデオをライブストリーミングする技術も確立されている。

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ストレートトーク

アナウンスや解説、朗読のように一人だけが発声するもの。その録音のためには、反射音が少なく明瞭度が高くなる空間が望ましく、かつ遮音性が必要となり、アナウンスブースは比較的狭いものが多い。

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ストロボ

素早く明滅する演出用のライト。一般に白色のライトであることが多く、動く物体が分解写真のように見える効果がある。

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スナップショットメモリー

ビデオスイッチャー等の記憶機能の1種。その時点におけるスイッチャーの設定状況を記憶する。DAW、DTMソフトウェアでもこの様な機能が装備されている場合がある。

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スニークアウト

非常にゆっくりとしたフェードアウトのこと。音などがいつの間にか消えるように、ゆっくりとレベルを下げていく技法。

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スニークイン

非常にゆっくりとしたフェードインのこと。音などがいつの間にか聞こえているというように、ゆっくりとレベルを上げていく技法。

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スネアドラム

円筒状の本体の両側に膜が張られた両面太鼓の一種。底面側にはコイル状の金属線(響き線、スネア)が取り付けられていて、これにより独特の音を奏でる。多くのドラムセットではドラマーの目の前、膝の高さに設置する。

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簀の子(すのこ)

舞台の天井部分。照明器具等が固定されている。関西方面では「ぶどう棚」と呼ばれる。

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スピーカー

ラウド・スピーカー。電気信号を物理振動に変えることで、音を発生する機器のことを全般的にスピーカーと呼ぶ。あらかじめマイクロホンなどで音を電気信号に変換したものを、音として再生させるために用いられる。その構造や目的によって、様々な種類のスピーカーが存在する。

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スピーカーシステム

スピーカー本体のこと。または、スピーカーに周辺機器を含めたシステム全体のこと。

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スピーカー聴取

スピーカーシステムにより音を聴くこと。ヘッドホン聴取とは異なり、耳の外耳、耳たぶに加え、スピーカーシステムまでの空間の空気振動も媒体となる。音声再生の聴取方法としては公演や放送、映画など幅広く、一般的なものである。

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スピーカー・マネージメント

スピーカーシステムにおいて、鳴らすスピーカー数やその出力を調整・管理すること。

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スピーカーユニット

スピーカーの実際に音の出る部分のこと。エンクロージャーやTV、電話などに取り付けて用いる。

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スピコン

NEUTRIK社が開発したPA/SRに欠かせないケーブルコネクターの一種。

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スピナー

スピンするライト。ムービング・ライトの普及以前に照明効果に動きを加えるライトとして多用されていた。

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スピル

背景用などでない照明光が漏れて当たること。漏れ明かりとも言う。

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スプライシングテープ

磁気テープを編集するにあたって、切断したテープ同士を貼り合わせる際に使用するテープ。

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スプリット

デジタルビデオエフェクトの一種。画面を分割するもの。機種によって様々なパターンがある。

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スプリット・コンソール

アナログミキシングコンソールの一種。マルチトラック・レコーディングに対応するために、既存のミックス・バスにマルチトラック・バス、モニター用モジュールを加えたもの。

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スプリット編集

映像が切り替わる部分で、音声が先に入ったり、後から入ってくる様な編集のこと。

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スペースドマイクロホン

ステレオ収音を行う場合に用いるマイクロホンの一種。同一特性の2本のマイクロホンを数10cm程の間隔をあけて組み合わせたもの。

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スペースドマイクロホン方式

ステレオ収音を行う場合に、間隔をあけた2本のマイクロホンを使う方式。マイクロホンの種類やマイクロホン間の間隔、角度など様々なセットアップが存在する。

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スペクトラム・アナライザー

オーディオ信号の周波数別のレベルを測定する機器。バンド・パス・フィルターとレベル・インジケーターを組み合わせたものである。最近では、ソフトウェアのものも登場している。

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スペクトルレベル

周波数毎の音のレベル(音量)をグラフに表したもの。どの周波数の音がどの程度のレベルなのかを視覚的に確認できる。

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スポットエフェクト

効果音の一種。広がり感を表現するものではなく、単一に存在する音の総称で、自動車や飛行機のエンジン音、鐘、動物の音など日常の幅広い音が当てはまる。

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スポットライト

一点を集中して照らす照明。観客の注目を集めるため、しばしば人物ライティングに用いられる。

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スマート・メディア

東芝が開発したフラッシュメモリーメディアの名称。主にデジタルカメラの記録メディアとして普及した。現在は生産が完了している。

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スモールタム

タムタム、トムトムとも呼ばれる打楽器の一種。ドラムセットとして複数取り入れる場合に、小さいものがスモールタム。スネアドラムの胴が深い形状だが、スナッピー(金属線)が張られていない。

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スライディング装置

舞台転換を行う装置で、水平方向に動く機構のもの。前後左右に動くことで舞台を床ごと転換するため、副舞台用のスペースが必要。

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スライドボリューム

ラインフェーダーのこと。

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ずり上げ・ずり下げ

上げ下げを参照。

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3ウェイスピーカー

マルチウェイスピーカーの1種。
スピーカーに入力する音声信号の周波数帯域を3つの帯域に分割して、例えばウーファー(低音域)、スコーカー(中音域)、ツィーター(高音域)と3種類のユニットで構成したスピーカーのこと。2ウェイスピーカーよりも音の広がりが良いとされている。

3ウェイスピーカー

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3DCG

3次元で立体的に描かれたCG(コンピューター・グラフィックス)。作られた静止画は通常の2DCGと同様に見えるが、作成工程が大きく異なることから区別される。専用のソフトウェア等を用いて、仮想空間上で情報を操作し2次元画面としてレンダリングする。視点や光点を任意に設定できる。3DCGは静止画を多数書く必要がないのでアニメーション、動画に向いており、フライトシミュレーターやゲーム、映画などの映像表現や、CADなどの図面、立体地図用としても幅広く利用されている技術である。

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スレーブ

マスターに対して、従属的、副次的な機器または設定のこと。一般的には、マスター/スレーブを設定で切替えることができる。

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スレッショルド

音声信号に様々な効果を与えるエフェクター類において、そのエフェクトのキーとなる設定値のこと。例えば、ノイズ・ゲートは、任意の設定値以下の信号を通さず、設定値以上の信号のみを通過させるエフェクターであるが、この設定値がスレッショルド・レベルと呼ばれる。

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スローVTR

ビデオ機器の技術上それまで不可能だった、スロー再生を可能にしたVTR。静止、逆再生も出来るようになった。

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※当用語集に掲載されている表現内容は、編者の解釈によるものです。
用語の解釈は、地域や組織等によって異なる場合がございます。
当用語集は、異なる解釈を使用したその他の著書、サイト等の表現内容を否定するものではありません。