アタックタイム 読み: あたっくたいむ 英語:Attack time
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用語解説
- 音の立ち上がり時間のこと。音の時間的変化(エンベロープ)において、音の発生から音量がピークに達するまでの時間を指す。音の出方、音頭に関わる要素。
スネアやシンバルといった打楽器の音は、アタックタイムが短く急激にピークに達するため、衝撃の強い印象の音となる。また、奏法にもよるがバイオリンなどのストリングスは、アタックタイムが長いため音頭が緩やかな印象となる。音を表現する際に「アタック感を出す」「アタックを強調する」などと用いられることもある。
「音」やエフェクターの効果などを理解する上でも必要な概念。 - リミッターやコンプレッサー、ゲートなどダイナミクス系のエフェクターに入力された信号が、スレッショルドレベルを超えてから、エフェクターが動作し始めるまでの時間のこと。機器のパラメーターでこの時間を設定できる物も多い。