ラウドネス効果 読み: らうんどねすこうか
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用語解説
音量が小さくなると、低域と高域の音が聞き取りにくくなるという、人間の聴覚がもつ性質のこと。
例えば、ロックやジャズなどの音楽を大きい音で聞くと、低音から高音までよく聞こえ、迫力を感じられるが、音量を下げるとその曲が地味な印象に変化する場合がある。迫力が減少した原因は、音量が小さくなったこと自体にもあるが、ラウドネス効果によって、高域および低域の音(シンバル、バスドラムやベースなど)が、中域の音(ボーカルなど)よりも聞き取りにくくなり、曲の音のバランスが異なって聞こえていることも原因と言える。