パッシブ型 読み: ぱっしぶがた 英語:Passive type
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用語解説
アクティブ型の対になる言葉。受動型、パッシブタイプ。
アナログ回路には、パッシブ素子(抵抗器やコンデンサー、コイルなど)のみで構成されるパッシブ回路と、アクティブ素子(オペアンプ、トランジスタなど)を含むアクティブ回路がある。
エレキギターやベース、スピーカー、ダイレクトボックスなどアナログ回路を使用する多くの音響機器は、回路の構成からアクティブタイプとパッシブタイプに二分される。パッシブタイプは、機器内部に電源供給が必要な回路を持たない。そのため不意の電池切れといったトラブルはない。エレキギターなどの楽器の場合、音質を変化させる回路を持たないために余計な癖のない出力で音作りに有利とも言われる。反面、出力信号がハイインピーダンスとなりやすく、ノイズに弱いなどの特徴もある。