社史

JBL PROFESSIONAL「VerTecシリーズ」/NEXO「GEO T」スピーカーシステム運用開始

JBL PROFESSIONAL VerTecを運用(2001年)JBL PROFESSIONAL VerTecを運用(2001年)

 1998(平成10)年のV-DOSCの国内運用開始、1999年のNBVデビューののち、音響機器メーカー各社は続々とラインアレイスピーカーシステムを発表し、ラインアレイは大規模会場向けPAスピーカーの主流となっていった。
 ヒビノは顧客のニーズに積極的に対応するため、PA事業部はJBL PROFESSIONALの「VerTec」ラインアレイスピーカーシステムを、2000年11月の「GLAY ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE"」さいたまスーパーアリーナ公演から運用開始し、翌12月からはAVC販売事業部でも販売を開始した。
 2002年5月には、ヒビノサウンド Div.(旧 PA事業部)がNEXOのラインアレイスピーカーシステム「GEO S」を導入、固定設備用に設計されたスピーカーをツアー仕様に改造して運用した。そして2003年4月には同社の大規模会場向けシステム「GEO T」を、wyseのコンサートツアー「Dauntless Rider」大阪厚生年金会館公演で初めて導入し、ヒビノAVCセールス Div.(旧 AVC販売事業部)は、04年6月にGEO Tの販売を開始している。

NEXO GEO Tを運用(2003年)NEXO GEO Tを運用(2003年)

 販売部門が輸入総代理権を持つ海外ブランドについては、市場投入前にPAの現場で先行導入することで、製品の運用に関するフィードバック情報を営業に活用するという、ヒビノならではの利点があり、各社のラインアレイスピーカーシステムの扱いの際にも、その優位性が生かされた。
 ヒビノサウンド Div.は、最新のスピーカーシステムのラインアップを充実させていく一方で、メーカー間の技術競争によるシステムの完成度が高くなったことを一つの理由として、BINCOからNBVと続いた自作路線に一旦終止符を打った。そして、その後のデジタル対応やシステムエンジニアリングの充実に注力することで、より競争力の高い体制づくりを目指すことにした。

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※ここに掲載した情報は、2015年2月発行の「ゴールなき頂を求めて 挑戦こそが我らの誇り ヒビノ株式会社50年史」より転載したものです。この記事の無断引用、無断転載を固く禁じます。

第4章 転換期 1994〜2003

第4の柱を求めて

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