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ヒビノ株式会社

リボン型マイクロホン 読み: りぼんがたまいくろほん

音響

用語解説

ダイナミックマイクロホンの1種。ベロシティ型マイクロホンともいう。
蛇腹に折り目をつけたリボン状の薄いアルミニウム箔(振動箔)を磁極間に吊り下げ、音波によって振動するアルミニウム箔から電流を得る構造。リボン(振動箔)の厚さは数ミクロンで、アルミニウム以外にロズウェライトなどの素材を用いるものもある。音波が進む速度に対してリボン(振動箔)が振動し、リボンの速度で出力電圧が変化するためベロシティ(velocity=速度)型とも呼ばれる。リボンの両面が開放されている構造から、前後の音を強く捉えるため双指向性である。暖かみのある音質と、歯切れの良い音色が特徴で、肉声の収音などに用いられる。

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