XLR 読み: えっくすえるあーる 英語:XLR
規格用語解説
コネクターの規格の1種。マイクロホンやミキシングコンソールなど、業務用音響機器で最もよく使われるコネクター。
接続ピンが3本のものが一般的で、1番ピンはシールドに接続されている。2番ピンをHOTとするヨーロッパ式と、3番ピンをHOTとするアメリカ式があり、機器やメーカーによって異なるが、現在は2番HOTが国際標準とされている。
1番ピン(アース端子)は他のピンよりも長く、最初に接続される仕様になっており、接続機器の回路を保護するなどの利点がある。また、引っ張っただけでは抜けないラッチロック構造も、XLRが業務用機器のコネクターとして広く普及した理由の1つと言える。
CANNON ELECTRIC社が開発した規格で、同社製のXLRコネクターが多く使われていたことから、キャノン、キャノンコネクターとも呼ばれる。