大阪会場の計10面のLEDディスプレイを36名で設置・オペレート
2024年開催から会場を万博記念公園に移したサマソニ大阪。広大な緑に囲まれた敷地内に全5ステージが設けられ、うち4ステージに計10面のLEDディスプレイを設置しました。メインのAIR STAGEのセンタービジョンは幅15メートル、高さ10メートル(約670インチ)にも及びます。大型画面に映し出されるアーティストのパフォーマンスの様子や楽曲に合わせたオリジナル映像は、会場の後方までステージの迫力を届けます。さらに、会場内の注意事項や他イベントの告知等、インフォメーションとしての役割も果たしました。

AIR STAGE:3面ともVanish 8T(画面サイズ:中央W15,000mm×H8,000mm(669インチ)、左右W8,000mm×10,000mm(504インチ))

MOUNTAIN STAGE:3面ともVanish 8T(画面サイズ:中央W10,500mm×H6,000mm(476インチ)、左右W9,000mm×5,000mm(405インチ))

SONIC STAGE:中央はVanish 8T(画面サイズ:中央W14,000mm×H7,000mm(616インチ))、左右はG8 Black(画面サイズ:W9,000mm×5,000mm(405インチ))

MASSIVE STAGE:Carbon5(画面サイズ:W5,400mm×H3,000mm(243インチ))

SONIC STAGEは万博記念公園のシンボル「太陽の塔」の真後ろに位置する「お祭り広場」に設置
このほか、会場の入り口やフードエリアにもLEDディスプレイを設置して会場全体を盛り上げました。

写真スポットになっていた会場入り口のLEDディスプレイ

会場が新しく万博記念公園へ移ったことで、管轄する市も変わったほか、ステージの重量制限も変更がありました。また慣れない場所での設営ということもあり、メインのLEDディスプレイは、LEDパネル一枚9.4kgと軽量化された「Vanish 8T」を採用し、スムーズな設営を目指しました。7~9月のコンサート・イベント業界の繁忙期には同日に3つの野外音楽イベントが重なることもあり「Vanish 8T」の稼働率も非常に高まりましたが、国内屈指の機材量により不足なく対応できました。
「例年、サマソニ大阪のステージ構成はヘッドライナーを務める海外アーティストを中心に考えています。ステージ上のLEDディスプレイは年々大きくなっていますね。華やかでとてもいいのですが、大きすぎて安全面から実現が難しい要望がくることもあるため、できないと判断する必要もあります。時期的に台風が直撃したときのことは、常に念頭に置いています。安全あってのエンターテインメントなので」と川上。
スタッフの配置にもサマソニならではの配慮が。
「海外アーティストが多数出演するため、海外スタッフとの英語のやり取りが発生します。こちらも英語を話せるスタッフを毎年必ず入れるようにしています。今回は、海外で大型映像サービス実務経験のある大ベテランの小山と2000年に新卒入社した進の二名を中心に対応しました。通訳を別途雇うこともできますが、映像の専門知識がないと、意思疎通に遅延が発生したり、誤解が生じる可能性が高くなります。社内に英語が堪能な人材がいて、交渉ごとも含めて丸々対応できることも、安心して仕事をご依頼いただける要素の一つかと思います。映像システムのオペレートは外注スタッフも含めて36名で対応しました。」






